Poll Winnersの聴き方
ポールウィナーズ。
R・ブラウン B・ケッセル S・マン……名手3人が丁々発止とやりあう、普通のギタートリオとは1枚も2枚も違う人気盤である。
このシリーズは何枚も出ていて全て傑作揃いだが、僕は中でも2作目のこれ ↑ が最も好き(^^)。
これらは西海岸はコンテンポラリーレーベルから出されたものでエンジニアR・デュナンの好録音でも知られるオーディオ的にも美味しいアイテム。
さて、こいつをどう聴くか?
このレーベル、特にステレオ録音は左右のセパレーションが良く、きっちり定位させてやればその音の広がりを堪能できるはずなのだが・・・
悪く言えばステレオ初期特有の(デモンストレーションっぽい)各楽器を無理やり左右に振った感じにも聴こえるのが難しいところ。
ならばいっそのことモノラルで再生してやれば良いのかも?
そしてこのレコード最大の聴きどころ
ギターアンプをオンマイクで狙ったB・ケッセルのクリスピーで立ち上がりの良いシングルノート。
R・ブラウンのベースもこれぞプレーンガットという剥き出しの中音域が魅力だが、もっと低音をとEQを弄ったら駄目。
何故ならば、S・マンのバスドラムが恐ろしく下まで出ている為低域を不用意に上げたらバランスが破綻するのだ。
要は、ギターの単弦/ベースの倍感音/スネアの押し出し・・・・この辺りを忠実に再生出来れば万々歳。
つまり敢えてレンジは欲張らず左右の広がりは捨てモノラルで奥行きを楽しむ。
これで決まりではないか❗️
そしてウチでは
アルニコユニットを背負ったギターアンプにホーントゥイーター足しただけのシンプル2way、モノ1発で聴いてます。
ああ、やっぱりエエなあ〜。
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サポート本当にありがとうございます、これを無駄にせぬよう今後とも書いてゆく所存です‼️