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『ウェスタンスイングの源流』

先日、銀座山荘での“講釈”から。



ジョー・ヴェヌーティのウェスタンスイング的な側面について

こういうレコード聴くと特にそれを感じさせられて、大袈裟に言えばその“下流”にはパンチブラザーズなんかのコンテンポラリーなサウンドにまで繋がっているのでは?



同世代のステファン・グラッペリ

彼が小さい時から路上でも演奏していたり、だからこそ出会ったジャンゴ(ラインハルト)と同じく今風に言うなら“エスニック色の濃い”音楽に辿り着いたのに比べて、ヴェヌーティがクラシックの素養もたっぷりでより都会的な音楽に至ったのもよく解る。




変な言い方になるけど


とてもPOPな音楽なのだった。



これが黒人奏者のレイ・ナンスやスタッフ・スミス等と聴き比べると明らかに違う・・・・・


例によってどちらが良い、とかの問題ではなく、


トラディショナルなジャズでの白人音楽家の位置づけ、これはもう一度深く掘り下げてみる価値は十分だ。




以上、自分自身への覚え書き。


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