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2023年

こんにちは。

本日で2023年のレコラボのスタジオ営業が
完了しました。

いつもスタジオやレコーディングを
ご利用頂いているみなさま
誠にありがとうございます。

また日頃、スタジオ、楽器、写真、書籍、
作詞・作曲、演奏、デザイン、
SNSの投稿サポートでお世話になっている皆さま、
ありがとうございます。

今年はEnterMakerさんのアルバム、
"Fantasia"のリリースが
一つ大きな出来事でした。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0C6SXV74Y

共に作り上げた楽曲たちが、
一つのアルバムとして完成し、
同行したライブの会場でEnterMakerさんらしく
華やかに披露されました。


そして昨年よりもさらにたくさんの方々に、
レコーディングやミックスのレッスンなどで
D-STUDIOへお越し頂きました。
それとライブやコンサート、イベントなど
現場にもたくさんお伺いし、みなさまの活躍を
じっくり拝見することができました!

いつもの方はもちろん、出会うべくして
出会った方、再会したかった方にまた会えた
この2023年は忘れることができません。

転機となる出合いにより、新たなサウンドで
楽曲が生み出されたこと、
スタジオのタイトルに相応しいコラボで
作品作りができたことは
とても素晴らしい経験でした!

2023年、コンテンツ総数:124
※オウンコンテンツ:1

2023年を締めくくりとしてクレジットを
テーマに書きます。

【クレジットに掲載されることに誇りを持とう!】

まずはじめにアーティストの歌声や作品、
商品が賞賛されることが一番です。
それらが素晴らしいと評価頂くだけで、
自分たちクリエーターは頑張ってよかったと
思えるのです。

一方、裏方としての評価に目を向けた時に、
それが分かりにくいことが
この活動における懸念点。
ステージに上がって、オーディエンスの目の前で
演奏することができれば、
きっと分かりやすいのですが、
そうした環境に今、身を置かずに価値を
模索しています。

その中でコメントを拝見していると、
この楽曲が良かった、歌声が素晴らしい、
音がいい、この商品欲しい、などと観ている方や
気にかけてくれている人が
確実にいることが分かりました。

中には

「商品も素晴らしいが、試奏中の楽曲が
最初から聴きたい、めっちゃよかった」

というコメントを頂き声を大きく上げていいのか
分かりませんが、とても嬉しかったです!

他にもマテリアルや楽器の比較で、楽器店様の
サイトに参考資料として掲載頂いているのも、
このレコーディングの性質をご活用頂いており、
社会貢献できているのかなと実感しています。

そして定期的にお会いミュージシャンの方々や、
音源・動画を視聴してくださった方に実際に
お会いできて、話を進めていく中で、
頑張ってやってきていることに
間違いないと思えるようになりました。

さて、サブスク全盛期に音楽を体感する中で、
クレジットをじっくりと見る人が
どれだけいるのでしょうか?

でも賞賛頂いた作品に名前が刻まれることに
価値があるし、クリエーターとして世間的な
評価方法は、やはりクレジットのようです。
だからこそ、そこに誇りを持ちたいし、
レコーディングに参加頂いた全員に
価値をもたらす。

少なくとも音源の中では自分が現場を進行し、
サウンドをまとめる立場にいるので、
こだわるのは当然です。

そしてクレジットへ名前が載ることに関して、
責任を持つべきとも思った一年。

言わば品質保証マークのような位置付けで、
その作品に対して、最終OKを出したことを
クレジットで表していると考えています。

特にマスタリングだけを担当するケースにおいて、
その作業以上に最終チェック、
大げさに表現すると品質検査について
ご期待頂いているように感じています。

音圧を上げることで、それまで見えてこなかった
ノイズや細かいトリートメントが
必要な箇所を発見することがあります。
レコーディングされた当時の状況をお伺いしたり、ミックス以前の工程で担当された方に調整を
お願いすることもあります。

そんなこともあり、レコーディングしてきた
音源の納品前、最終チェックは毎回ヒヤヒヤです。
ご依頼頂いた方にも、もちろんチェック
頂きますが、やはり自身でOKを出したことが
このクレジットの役割と考えています。

このクレジットに価値を高めるためには、
音楽的なアップデートが常に必要。
そして自分は特別な環境、立場の中にいて、
自己都合や何かの不合理に働かないよう、
人間的なアップデートも必要。
ステージ(レベル)が上がったとしても、
フラットにお話できることが一番の
成功法であるし、魅力に溢れた音楽を創ることが
ただ一つ、説明不要の信頼になると考えています。

2024年も元気よくスタジオで
お迎えできるように。

最後まで読んで頂いた方々、
ありがとうございました!


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