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リセラノヒトVOL.4脇原務

ドクターリセラまつもとです。
〈リセラノヒト〉4人目は
【頭よし、成績よし、友達多い】
三拍子そろった優等生が、高校生の時、突然聞かされた父の自営会社倒産。
20代は売上重視の勘違い野郎だったのに、経営者マインドを学び、43歳の若さでドクターリセラ株式会社執行役員に就任
(現在サロンサポート事業部とフード事業統括兼務)
プライベートは社内結婚し、現在4人のパパ脇原務さんをご紹介します。

アプリ)子供の頃の脇原さんイメージ

小中学生の頃

脇原さんは、ご両親と3つ上のお姉様との4人家族。
幼少の頃、お父様が自営で裕福なご家庭に育ち、
小学校では【頭よし、成績よし、友達多い】漫画みたいな優等生。

中学の時に、入った塾の指導方法がとても特殊で、
・22時まではガッツリ勉強に集中
・22時~4時まではゲーム三昧。
トランプ、麻雀を朝まで楽しみ、この頃から自然と夜型人間に。

父親の自営会社倒産

高校入学後も、変わらず塾で勉強と朝までゲーム三昧の日々。
月の半分しか登校しなくてもテストの結果は優秀。 
ご両親も成績が良かったので、自由にさせてくれていたそうなのですが、
ある日、お父様の自営会社が「倒産」したと聞かされ、同時に多額の借金があることを知りました。

そこからは、お父様は勿論のこと、高校教師だったお母様、お姉様も必死に働き、自宅で家族の顔を見ない日が多く、当時コミニケション取っていたのはご祖母様だけだったようです。

その後ご両親は離婚、当時「完済した」と聞いていたので、普通の大学生活を過ごしファミレスでバイトしたり、
コンパで知り合った女性に【毛皮のねずみ講のようなバイト】を紹介され、1年のころから学校にはあまり行かずに、夜バイト→スロット→夜バイトの自堕落な日々。

普通より稼げるバイトだったので、就活はせず、そのまま残る仲間もいたようですが、脇原さんは、ふと我を見返し「このままではダメだ!」と、一念発起し、4年生で残単位取得し無事に卒業することができました。

月商8,000万の店舗が行政指導に

就職活動では、
・接客と営業が好き
・化粧品関連の華やかな世界で働きたい
と、某化粧品メーカーを受けましたが不採用。
その後、エステ会社が採用していることを知り、その場で履歴書を書き、すぐ面接を受け無事採用に。

業務は、自社のエステサロンへ誘導する集客ショップとサロン店舗管理。
お給与は頑張れば稼げる歩合制だったので、
・サロン店長は売上を上げると半月休んだり。。。
・他スタッフの愚痴を言てくるスタッフがいたり。。。
最初の頃、若く管理業務も慣れていなかったので、先輩でもある女性メンバーをまとめることに苦労していたところ、ある日「脇原さんには、ついていけない!」と、従業員全員にボイコットされた辛い経験もあるそうです。

その後、努力を重ね3年で店舗統括責任者、5年で課長に昇進。
当時まだ25・6歳でしたが、お給与もそこそこあり、
順風満帆の中、予期せぬ悲劇が起きてしまいました。

当時、多くのお客様は高額なローンを組んでいたこともあり、某TV番組で「悪徳な勧誘をするエステ」と放送されてしまい、それを見たお客様は大炎上、最終は行政指導が入る結果に

その影響で、月間の店舗売上が8,000万円から2,000万円にまで下がり、その責任を問われ店舗統括から本社勤務を命じられました。 
この決定は、優秀だった脇原さんを守るための配慮だったのですが、メンバーと紆余曲折しながら創り上げてきた気持ちが強く、「元の店舗の管理に戻れないなら辞める」と決断し退職

その後、不動産会社へ営業部の立ち上げとして入社。
接客は得意な方だと思っていましたが、
・言葉の落ち
・結論
など、研修で話し方を徹底的に指導されたそうです。
元々接客好きで、「早く結果を出して給料を上げたい!」と努力し、ひと月も立たずに現場に出ることを許され、すぐに3件成約。

お客様とも良好な関係を築いていた矢先、営業組織を立ち上げた専務と社長が揉めてしまい、なんと営業部が消滅することに。
この時も優秀だった脇原さんに「企画側に移動しないか?」とお声がかかりましたが、営業がやりたいと入社半年で退職

ドクターリセラ入社当時

入社間もない頃

2005年28歳で当時社員数30人ほどのドクターリセラに入社。
前職は高給取りで、家賃は駐車場を入れると13万円。
初任給は手取り約12万円。
「給与は増やすとしても、今はとりあえず車を売ろう!」と決め、彼女に車を手放したことを伝えると振られてしまい、ショックで寝れず翌日遅刻。
※お金と車のある脇原さんが好きだったようです。

同期が「体調でも悪いのか?」と、暗い顔をする脇原さんを心配してくれたので理由を話すと、「失恋が理由なの?」と、大爆笑されましたと、淡い思い出を教えてくれました。

現在グループ全体で約500人が(パートナー含む)働く当社で、執行役員として職務を努める脇原さんですが、
入社当時を振り返ると、ご本人曰くかなりの勘違い野郎だったようで、
「給与は多くください!成果だせばいいでしょ?」
「売り上げを上げる奴が一番偉い!」

と、天狗&生意気な若手社員で、
チームを管理しだした頃は、自分が期待した結果にならないと、メンバーに「なんでできないの?」と、イライラしていたそうです。
※今では考えられない姿です。

代表の対応力に感銘した話

役員の皆さまと 就任祝お食事会

そんな脇原さんが、上に立つ者として考え方が変わる出来事がありました。当社は新卒・中途採用共にセールス研修を必須としており、研修目的はお役立ち(売上)があることが当たり前ではないことを知るため。
製品は、
・製品企画する方
・製造してくれる方
・プロモーションしてくれる方
・お客様に伝えてくれるサロン様

そして、購入いただけるお客様がいる。
お客様が購入くださることへの感謝を忘れないため、〈体験の場〉を設けています。(コロナ渦から現在は中止)

この研修は、街頭で道行く人に声を掛けていきます。何人も何人も話しかけては断られ、それでも諦めずにお声をかけ続け製品が一つ販売できた時、目の前の購入いただけたお客様に心から感謝の気持ちを感じます。
(最長9日目に販売できた人も)

ある年の研修で、新卒の女性社員が美容室に飛び込み、男性美容師さんに6個販売したと報告が入ってきました。6個販売は歴代1位の記録でしたが、
サポートで参加してた営業の脇原さんの気持ちとしては、
「若い女性が店舗で男性に売るのは、ルール違反やろ!」と、内心苛立っていたようです
研修最後に参加者全員が集まり、一人ひとりに先輩から労いの言葉を伝えるのですが、その女性社員の番がきた時、後方で座っていた代表奥迫が、
「私からいいですかね」と、前に並ぶ新入社員の横に立ち、

「○○さん!自分で考えて販売し素晴らしい結果ですね!皆さん拍手してあげてください!」
「内容はリセラ史上初でしたが、ルールを先に言ってなかったのでそれは仕方ない事です。今後は社会人として未熟な部分は教育が必要なので、先輩は一緒に教育していきましょう、皆さんよろしくお願いします!」

と、話され当人も参加者もサポートメンバーもそこに居た全員が、納得度高く研修が終了したそうです。

その、代表奥迫の行動と発言が、
「感情ではなく全体を俯瞰し、今一番よい結果に導く、社長は本当に凄い人だ!」と、感銘し上に立つ者としての、視点が変わった経験だったと話されていました。

サロン様訪問後の懇親会

「経営者へのリスペクト」が、脇原さんから伝わってきたので代表奥迫や当社お取り扱いサロンオーナー様の「経営者の魅力」を伺ってみると、以下のキーワードを教えていただきました。
・判断基準 
・伝え方
・深堀り力
・話を聞く力
・いい意味で人に期待しすぎないこと(裏切られたとならない)

サロン様とお食事会

20代の勘違い野郎から、経営者の言動や姿から学び、
・人の話を聞く
・愚痴や不満は言わず
・冷静に判断をする

現在の脇原さんの人格がつくられているのだと思います。

サロンオーナー様とゴルフ

これからの未来

若い頃は「出世欲が強く、早くのし上がりたい!」と考えていたのに、
今は欲ではなく、
「皆が納得し働ける環境と、ドクターリセラ全体が笑顔が絶えず、自分も毎日笑っていることが理想の未来。」と話され、

「今はスピードが速く先が見えない時代だからこそ余裕をもち、時代に合わせるため様々な視点から判断し、目の前の事を一所懸命にする。そして、共に進んでくださるお客様、メンバーに感謝し、走り続けたい」と、おっしゃていました。

笑顔の絶えない脇原さん

脇原さんが学生の頃、粉骨砕身の覚悟されたお母様は、現在は高校の校長先生、お姉様はピアノの先生に。大学生のころ「借金は完済した」と聞いていたけど、本当に完済したのは最近だったそうで、「自分は学生の頃から家族にずっと守られていた」と、感謝したそうです。
4人のお子さんのために、毎週少年野球の応援やイベントに参加したり、ご自身もご両親と同じDNAを持ち、父親としてご家族を、執行役員として当社を守り続けるのだと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました!
次回リセラノヒトは、無添加で低糖質でも美味しく、身体に安心な食事で、大人はもちろん、子供たちの健康を守りたいと頑張る、元某星付きレストランシェフ リセライーツの椿本さんをご紹介します。

まつもとしのぶ

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