やって良かった韓国籍採用

都内のITインフラ会社でリクルーターとして、エンジニア採用活動に携わり、早いもので6年が経過し、これまで様々な採用手法を用いて新卒からベテランまで、多くのエンジニア採用に携わってきました。
中でも強く印象に残っているのは、海外に住んでいて、日本でこれから働きたいと思っている方を採用する外国籍採用で、特に韓国籍の方でした。

今回は、そんな韓国籍の方の採用についてお伝えしたいと思います。
今はコロナ渦で入国もままならないので、すぐに始めるのは難しい状況ですが、自由に日本に行き来できるようになった際の参考にしていただければ幸いです。

これまで私が外国籍採用でに携わってきた国籍の方は、韓国、ベトナム、アメリカの3か国です。
どの国の方も日本で働きたい‼という気持ちが強く、とても勉強家の方が多い印象ですが、個人的には『これから外国籍の方を採用したい』とお考えの企業の方には、韓国籍の方を新卒として採用されることを、個人的にオススメしたいと思っています。

▲新卒採用で訪問した韓国の大学（敷地が広大‼）

理由としては
①流暢な日本語を話す方が多い
②勤勉で学習する習慣を身に着けている方が多い
③オープンマインドの方が多い

他にも良い部分をたくさんお持ちですが、新卒として入社し、活躍されている韓国籍の方がとても勉強熱心であるため、他の新卒入社者に
『切磋琢磨する』
という良い影響を与えてくれています。

日本人の同期メンバーと、韓国語と日本語を教えあう
ランゲージエクスチェンジを行っていたり、コロナ渦前には、韓国籍社員が
実家に帰るタイミングと合わせ、同期が韓国に行き、案内してもらったり
ととても楽しんでいる印象です。

また韓国国内では若年層の失業率改善のため、海外就労支援をして
くださる機関もあるため、ひとまず相談してみるのも良いと思います。
私が所属する会社ではKOTRA（韓国貿易センター）様をメインに韓国籍の方の採用を行っています。
（面接会の調整をスムーズに進めてくださり、紹介手数料もかからず
　至れり尽くせりです）

▲ソウルで行われたKOTRA様主催の面接イベントにも参加しました。

そもそも、『外国籍採用』に対して、在留資格証明書やビザの取得など対応することが多いなど、簡単ではないイメージをお持ちかも知れませんが、行政書士の方にアウトソースすることで、この工程をかなり省略できます。

最初は日本国内での採用が難しいから、という理由ではじめた外国籍採用でしたが、会社、社員、自分自身に対する良い影響を実感し、改めて実施してよかったと感じています。

個人的にも韓国籍の方のパワフルさに影響を受け
『もっと広い世界を見たい‼ 日本で働きたい方を応援したい‼』と
感じることが増え、リクルーターとしての視野が広がりました。
これからも積極的に色々な国籍の方の採用活動を行い、日本で働きたいと思っている方達のサポートをしていきたいと思います。

色々な場面で良い影響を与えてくれる外国籍社員の採用。
外国籍採用を検討されているリクルーターの方には、韓国籍の方の採用をオススメします。