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自分を意識しない方がうまくいく

こんにちは、rebornの羽渕です。今日もコミュニケーションが楽になるためのヒントをお伝えしていきます。

「こと」に向かい何ができるのかを考える

人間は、つい自分を優先してしまう生き物ではないでしょうか。誰かが行きたい場所よりも自分が行きたい場所へ行く。誰かが着たい服よりも自分が着たい服を購入する。普段はそうやって自分中心で行動するものです。もちろん、組織を中心としたり家族に合わせることもあるでしょうが、基本的には自分が尊重され自分が認められるのは嬉しいし気持ちいい、そう感じるのが本来の感情でしょう。
ただ、決断をする場合には、自分が強すぎると間違ってしまいます。
例えば、自分にとっては有益なメリットがあるけれども会社のためにはならないAと、会社のためになるけれど自分のためにはならないB、どちらを選択しますか?
会社としてはBを選んでほしいのですが、自分が強すぎるとAを選んでしまうかもしれません。その場合、会社にとって不利益となる場合もあるでしょうし、会社よりも自分を優先したことで社内での評価が下がるといった事態にもなりかねません。
大事なのは、自分の評価よりも、純粋に「こと」に向かい目的のために何ができるのかを考えるスタンスに立つことです。
リーダーなど決める立場であればなおさらです。自分のやりたいことよりも、会社にとってプラスになるのか、組織にとってプラスになるのかを考えて判断し続けるのは、とても大事です。

「こと」に向かうことで結果的に自分が認められる

僕は今、平安伸銅工業の人事部長をしていますが、そこに自分を入れないようにしています。自分の会社であるrebornだと、自分の意見や意志がダイレクトに反映されるため自分を判断に入れがちですが、今は平安伸銅工業での仕事が忙しくなっているため、rebornでの判断についてもメンバーへ委ねてあり、それほど自分を入れていない状態です。
実際にやってみると、案外うまく進むと感じました。自分の評価は意識していないのに、純粋に「こと」に向かうことで結果的に自分が認められるという逆転現象が起きているのかもしれません。「自己と他」や「社内と社外」と切り分けているのは自分の認知です。本来は全てつながっているものですし、みんなにとってベストな形を模索していけばいいだけなのです。


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