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自分がいなくても会社はまわる

こんにちは、rebornの羽渕です。今日もコミュニケーションが楽になるためのヒントをお伝えしていきます。

自分を過大評価しがちなのが、人間の特徴

ちょっと寂しい話に聞こえるかもしれませんが、僕たち人間は非常に自分が大事なのです。自分を守ろうとする本能があり、自分を過大評価しがちなのが、人間の特徴です。
会社にいても、「自分がいないとこの会社は回らないんじゃないか」「会社は潰れてしまうんじゃないか」「この人が辞めたら、危ないのでは」などと、往々にして、心配したり気になるかもしれません。でも、僕が今までいろんな組織作りをして見えてきたことは、結論から言うと、「その人が辞めても会社は回る」っていうことです。rebornの中でも、「この人が辞めたらもう回らないだろう」という 状態の時でも、結果的には回っているんですよね。

今、僕は平安の人事部長をやることになり、rebornと関わる機会が減ったのですが、逆にメンバーが成長していると感じることが増えました。これはrebornに限らず、他の会社でも、キャブレ(期待値調整をした上での人事配置)をした結果社員が辞めるということになっても、やっぱり会社は回るんです。これは別に周りだけではなく、例えば、ZOZOの前沢さんはすごく有名なカリスマリーダーですが、月に行くために代表をやめて、別の方がZOZOの代表になっています。それでも全然会社は回っているし、成長していんです。

歴史上のリーダーも、たくさん死んでいますが、世界は回っています。

1人いなくなったとしても、人間には適応能力があるので、うまく調整して現状維持をしようとします。でも人間なので、自分がいないと回らないんじゃないかなと思って、つい無理をして、しんどいのに会社に行ったりします。でもそういうことをしなくていい。自分がいなくても会社は回るんだ、ということを理解してほしいです。そう思うと、すごく寂しい話のように聞こえるのですが、そうではなく、自分は周りの中に生かされてるのです。

自分は、全ての繋がりの中で生かされている

自己中心的な発想だと、自分が全部コントロールして回している、というような発想になります。
でも、そうではなく、いろんな人間関係の中で生かされていて、自分だけではなく、人も自分も全部繋がっている、という様に捉えたら、自分がいなくなるということは、大きなネットワークの一部が無くなるぐらいで、全然大したことでは無いのです。逆に、自分がいなくなっても、自分はいないなくならない、と言ってもいいのかもしれませんね。全部の大きなネットワークの中で、自分の感覚みたいなところだけがなくなるだけで、ずっと維持していくものだ、と思うと良いかもしれません。そう思うと、もっと楽になっていきますよ。

自分をアピールすることで、人間関係のトラブルが生まれる事がありますが、全てのネットワークの中で生かされている、と思いながら活動すると、すごく楽になる発想かなと思います。自分がいなくても会社は回る、というのは一見悲しいかもしれませんが、実は大きなネットワークの中で生かされているから無理をしなくていいというメッセージです。この考え方をきっかけに楽になれる人が増えたら嬉しいです。


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