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ゴチャゴチャ言え、ゴチャゴチャ言うな

こんにちは、rebornの羽渕です。今日もコミュニケーションが楽になるためのヒントをお伝えしていきます。

今日のテーマは「ゴチャゴチャ言え、ゴチャゴチャ言うな」
rebornのお客様で、自衛隊出身の方に教わった言葉です。

決める前は「ゴチャゴチャ言え」、決まった後は「ゴチャゴチャ言うな」

自衛隊では、敵地に行くような危険なシーンも想定して訓練しているのだそうです。その際にはどのような戦略で進むのかを決めるのですが、敵地ですから戦略を間違えてしまうと死んでしまう可能性もあります。だからこそ、いろいろな情報を集める必要があるのです。

そこで、「ゴチャゴチャ言ってくれ」ということなのです。
逆に、方向性が決まったら「やはりこっちがいいのでは」と言ったり、失敗した際に「やはり間違っていたではないですか」など、後からゴチャゴチャ言ってしまうと、そこから先が進まなくなってしまいます。

つまり、何かを決める前は「ゴチャゴチャ言え」、決まった後は「ゴチャゴチャ言うな」なのですね。

日常生活の中では、例えば、会議中にはなかなか発言をせず、決まった後で愚痴を言うなどはよくあるシーンです。
会議中に発言すると自分の評価が下がってしまうのではないかと思い、言えないのかもしれません。また、発言をして決定した場合、失敗したときに自分のせいにされたら大変だから、あえて発言をしない人もいらっしゃるでしょう。
「あの人が決めた通りだから」「自分は決めていないから」と自己防衛し、会議中にはゴチャゴチャ言わず、後からゴチャゴチャ言う。
会社としては、会議ではゴチャゴチャ言ってほしいし、決まったらゴチャゴチャ言わないでほしいのですが、実際はそうではないんですよね。

この辺りは、メタ認知しながら取り組むことが必要です。メタ認知することで自分のことを客観的に観察でき、その場で適切な行動を取ることができます。自分の感じてることを会議で発言できない原因には過去の経験からくる思い込みもあると思うので、ゴチャゴチャ言うタイミングを意識して取り組んでいくことが重要です!


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