プロはたくさん失敗している
プロというと、なんでもかんでも成功する人とか、できる人みたいに思われがちだと思います。でも、プロはその分たくさんの失敗を経験してるんです。たくさん経験してきたからこそ、失敗を回避することができるんですよね。素人はあれもこれも試してみようとするんですが、もう既にそういうのは過去の先人たちがトライして、失敗しきってるんです。どんなアイディアでも始めた人はたくさんいますが、うまくいくのはほんの一握りの人たちです。
だから、今既にないということは、誰かが試したけど、うまくいかなかった結果だと思います。アイディアを思いついて、何でもかんでもやりたくはなるんだけども、それはもう先人たちが試していて。どちらかというと、今残ってるものが現代にフィットする形なんですよね。
プロはやらないことを決める
うまくいかなくても、絞り切んだ結果生き残った事例は意外にあるなと思ってて。僕も組織開発をやり始めたときは、研修だとか、いろんなことをやってたんですが、今は単に「人間関係のずれをなくすだけ」に特化してサービスをつくっています。これによって、やるべきことがシンプルになって、価値が出始めてきてるなと感じます。
当然ですが、素人はプロに比べて失敗経験が浅い。その分何かトラブルに直面したとき、全体が見えないから対処療法的に、別の施策をやりましょうとか、いろんなことに手を出しがちです。でもプロはたくさん失敗を経験したからこそ、全体から判断してやらないことを決め、なるべく楽な選択肢で失敗しない方向性を取れる人だなと思います。
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