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解像度をあげて絞り込むとラクになる

こんにちは、rebornの羽渕です。今日もコミュニケーションが楽になるためのヒントをお伝えしていきます。

解像度をあげて絞り込む

rebornは、今までさまざまな仕事に携わってきました。
基本的には組織開発ですが、採用や研修、制度を作ったり、必要に応じて広報や記事制作もしました。「お困りごとを解決する」というのが今までのrebornのスタンスだったのです。
それはそれでお客様に喜ばれてはいたのですが、全部できる人はなかなか少ないですし、その時々に応じて入れ替わる必要もあるのでメンバーが育ちづらいのですね。
いま、僕が平安伸銅の人事部長になって、現場の業務に入れなくなって、いろいろなことをやる会社のままだと厳しいなと感じました。

だからサービスを1個に絞り込みました。それが日本一シンプルで簡単な人事制度「キャリブレーション」です。
絞り込んだことにより、ゴールやターゲットが明確になったのですごくラクになったとメンバーが言ってくれています。
例えば、旅行の予定を立てるとします。ハワイでも福岡でもディズニーに行ってもいい。そうなると何も進まないですよね。
解像度をあげて「ディズニーへ行く」と決めれば、何をするべきかが明確になります。何を予約する必要があって、予算はいくらぐらいだとか、どんどん具体化していきます。

絞り込んで初めて何をすべきかが明確になります。まずは絞り込んだ方がラクなのです。

「これでいい」ではなく「これがいい」を決める

ただ絞り込めばいいというわけでもありません。腹落ちしていないまま決めてしまうと、やはり違ったと思った時にまた決め直さないといけません。
徹底的にいろいろな選択肢を見てメリットやデメリットを確認し、自分の中で考え抜いて「これだ」と絞り込むという決断が、リーダーにはすごく大事なのです。それが「決める」ということです。

今までいろいろな人事制度や組織のサポートとかをさせていただきながら、一番簡単で変化が出る方法が「キャリブレーション」だと、本気で思いました。だから僕は「これだ」と決めたのです。「決める」って、その他のいろいろな選択肢を捨てるということでもあります。だからこそ「これでいい」ではなく「これがいい」と思うまで絞り込むのが大事です。

サービスは、まず徹底的に絞り込む。そうすることで何をすべきか明確になるので、後がかなりラクになります。絞り込んだ後に必要に応じて広げたらいいのです。


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