人間道3 貫き守り通すもの5か条

第一に、自分自身である。

人はとても、弱く、人を攻撃する。
しかし、その攻撃は何かを貫こうとしているからであり、
悪意ではない。

悪いのは、自分が自分自身を守る力を持っていないからだ。
それを人のせいにするな。

君は今、生まれて、人間界という世界に居る。

ここは、人間が生きるために生きる場所だ。
そこに、無防備に姿をさらせば、滅ぼされるのは自分の方だ。

逃げてもいい、避けてもいい、攻撃してもいい、
とにかくまずは、自分を守れ。

第二に、尊厳である。

自分で考えろ。何を貫き守りたいのかを。
ここに答えなんかはない。

所詮人に聞いたところで、それは、他の人が見て、作り上げてきた
世界の話だ。

君の作っている世界とは、似ているが異なる。

君はどんな人生という世界を作りたい。

「世界は君が思うよりも、思うようにできている。」

第三に、未来である。

つまりは、命であり、子供であり、やはり自分である。

未来を視るためには、君は生きていないといけない。
子供を守るためには、子供を産む君がいなければいけない。
命を守るためには、君が守らなければいけない。

未来を作ることは、人間としての生きる意味である。

なぜなら、思考とは本来、未来を考える機能であり、
その思考がなければ人は自分という存在を認識できないからだ。

例えば、昨日のご飯何食べたっけ?と過去の事を考えるのは、
それをもとに、今という瞬間の少し先に答えを導くためであり、
また、昨日のご飯がこれだったから次はこれにしようと考えるためである。

人間は、創造神であり、それは思考によってもたらされる。
そして人として、人は何かを貫き守り通さなければならない。
そのためには、思考を経て行動を起こし、守らなければならない。

第四に、正義である。

君にとって、正義とはなんだ。
法律か?常識か?主義、信条か?

別になんだっていい。人の数だけ、正義はある。
あとは、誰がどれだけの正義を貫き守り通すことができたかだ。

君の持つ正義こそ、君が守らなければならない。
さもなくば、君は誰かの正義の世界で生きることになる。

それで、本当に君が守りたいものを守ることはできるのだろうか。

第五に、環境である。

君は今、宇宙、地球、世界、日本、県、市、区、
自然、海、川、水、森、木、草、花、空、雲、動物
建物、服、飲食、本、金、モノ、サービス、人、言葉
付随する様々な学問

そんな概念の中で生きている。

これらは、君の人生を形づくるためのとても重要な要素であり、
欠ければ、どこかでしわ寄せがくる。

だから大切にしなさい。

あなたは一人で生きているわけではない。
というのは、あなたが生きるために必要な要素を
人に限らず、多数存在する概念が、君の世界を形づくってくれているからだ

君が作りたい世界の中には、どんな環境が必要かね。

それらを、大切にしたまえ。

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