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KOBUKURO FAN FESTA 2021 STREAMING LIVE

めっっっちゃ良かった。

コブクロファン歴13年目のわたくしが語ります。

まず、歌声。本人たちもたまに言うように、確実に進化しています。表現により深みが出たといいますか、すーっと入ってきます。非常に聞き心地のよろしいお声です。

特に印象的だった曲を紹介。

①待夢磨心 -タイムマシン-
アルバム『NAMELESS WORLD』に収録されている曲。2005年当時小学校4年生だった僕は友人の車の中で聞いていい歌だなーと思いました。親にCDを借りてもらってよくかけていました。当時はまだ今みたいに「コブクロ〜♡☆♪!!!」みたいな感じじゃなかったけどとても印象的なメロディー、過去と未来の自分に問いかける歌詞が素敵で好きな曲でした。そのころのことを思い出して、あれから15年くらい経つけど色褪せずに素晴らしい歌を歌い続けるコブクロ、変わらずそんな音楽に魅了されている自分を誇らしく思いました。過去を振り返り、ちょっとアホなことしてたなと思いつつ未来でも同じようにアホしながら夢を追ってるのかなと思うとじーんと胸を打たれ、自然と涙が流れていました。

②同じ窓から見てた空
これも『NAMELESS WORLD』収録曲。9分くらいある大作で3番まであるコブクロの中でも異色の曲。1番2番とボルテージを上げ、3番のAメロでまたゆっくりになってそこからドーンと爆発。本当に映画みたいな曲。同窓会の帰りに小学校の校庭で昔の仲間と昔の話を語り合うという内容です。友情の話や恋の話、なんでもないようなことが今では気を遣って聞けない親友。あの頃はなんでも言い合ってたけど男には言えないこともある。孤独の中で壁を超えて、でもその後は壁を壊したことなんかなーんにも覚えていない。覚えてないからこそ前を見て突き進む。懐かしさと切なさがこみ上げてきます。小学校で飲む缶ビールってのも乙ですね。小渕さんの実体験らしいですが、無許可で小学校に忍び込んじゃダメですよ笑。このライブの最後の英詞の部分での黒田さんの遊びが好きなんですが、今回の遊びも深くて響いて来て泣けました。

③ストリートのテーマ
インディーズ時代の曲。毎回ライブの度にアンコールで「朝まで僕らと一緒に歌ってくれませんか 心に羽が生えて飛んでいきます」という歌詞をみんなで歌ってコブクロの再登場を待ちます。ライブでは欠かせないコールアンドレスポンス曲でありますが、今回は無観客でどうなるかと思ったら小渕さんが客席に架空の客を思い浮かべてコールアンドレスポンス。あの場にいたかったという思いと、ファンへの思いが伝わってきて、あぁ相変わらずコブクロはコブクロだと、コブクロファンも変わらずコブクロファンでいるべきだなと思いました。不意に泣かされました。


最近は逆風が多いですが、そんなときこそ『YELL』が刺さるし、『光』で前を向けて『大阪SOUL』で燃え上がるのです。

毎回ライブに行く度にコブクロってやっぱすげーな、かっけーな、って思います。今回は無観客配信ライブではありましたが、ライブに行った時と同じ気持ちになりました。

最高のライブ、コブクロのお二人、バンドメンバー、スタッフの皆様本当にありがとうございました。

素晴らしい歌が、歌声が、コブクロを蘇らせ輝き続けていくことを願っています。


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