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米政策金利織り込み算出インジケーター『FedView』

こんにちは、キツネです🦊

今回のインジケーターはCMEのFedWatchツールをより使いやすくしてTradingViewに移植することに成功したので、販売することになりました。

金利監視との二本柱でかなりの威力を誇るので自慢の一作です。

使用例

下図: 7/30-7/31開催FOMC〜9/17-9/18開催FOMC間の織り込み度合いを表示。インジケーター設定は-25bps利下げの想定で、数値が100を超えている部分は50bpsの利下げを市場が織り込んでいる期間です。


また、150%のラインも機能しており、USDJPYに関しては市場の織り込み度が150%付近に到達した場合に一旦の底ないしは大底を形成しています。このように、チャートの外部環境をチャート内にリアルタイムで取り込めるのが本インジケーターの強みです。

概要

本著で購入できるのは、米連邦公開市場委員会(FOMC)における金利誘導目標変更確率(利下げ/利上げ・据え置きの市場における織り込み度合い)を描画するTradingView用のインジケータです。FedWatch(後述)のTradingView移植版と考えてください。

価格とメンバーシップ決済方法

edjjが提供するインジケーターは月額4980円(年会費割)で全てご利用いただけます。以下のメンバーシップ入会ページから、インストラクションに沿って決済を行なってください。

サブスク移行についての詳細は、以下記事で掲載しています。


FedWatch(Fedウォッチ)とは

FedWatchとは、米国政策金利であるFFレートの誘導目標が次回FOMCで変更される可能性をFFレート先物動向に基づき算出した数値のことです。金融クラスタがタイムラインで「利下げ織り込みすぎ」とか言っているアレのことです。FF金先の動向から「利下げ/利上げ」ないしは「据え置き」がどれくらい織り込まれているのか(=利下げ/利上げが行われる確率)ということを数学的に導出したものということです。織り込み「度合い」ですので、基本的には0%〜100%の間で推移します。(50bps利下げが視野に入っている場合はこの限りではありません)

FedWatchを見ることで、現在(特にUSDJPY)の市場レートがどれくらい米国政策金利を反映しているのかということを、雰囲気ではなく数字で把握することができます。米国金利の影響を受けやすい為替や株、指数などを普段からトレードしている方にとって、FOMCに対する市場の思惑を考察する上では必須のツールです。また、最近ではBTCも少なからずFOMCの影響を受けるようですので、暗号資産をトレードしている方にも補助ツールとしての使用を強く推奨します。

更に、このインジケーターは本家FedWatchがその時々の織り込み度合いを表示することしかできないのに対し、前回FOMCまでの期間を遡ってサブウィンドウに表示することができます。いちいちCMEのサイトを見に行く必要性がない上に、過去チャート検証にも使えますので、本家より利便性は向上していると自負します。FedWatch自体の詳しい使い方はCMEによる解説をお読みください。

購入から導入までの手順

準備中

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本著購入特典のインジケータは投資・投機における取引の結果を約束するものではありません。
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設定方法と使い方

以下からは使用説明書です。
以下画像の記入例は、冒頭でも触れた9/17-9/18開催FOMCについてのFedWatch設定値です。

①〜⑤ 次回FOMC開催年月日時分


次回開催のFOMCが西暦何年、何月、何日、何時、何分に開催されるのかEST(米東部夏時間)で記入してください。基準となるのは、EST(米東部夏時間)の声明発表の時刻です。声明発表は2日目に行われるので間違えのないように入力してください。

例: 2019年9月FOMCは開催期間が2日間(9月17日ー9月18日)で、声明発表はEST(米国東部夏時間)14:00であるため、入力する値は①2019②9③18④14⑤0になります。

⚠️JST(日本時間)ではなくESTでの記入になります。

⑥FOMC開催月の日数


FOMC開催月が何日あるのかを記入する枠です。例えばFOMC開催月が2月なら28、5月なら31、6月なら30といった具合です。

⑦FOMCタイプ2


FOMCにはFF金利を扱う上で2種類の日程設定があります。タイプ1は次回FOMCの「前月」にFOMCが開催されていない場合(つまり、FOMCが二月連続で行われていない場合)です。タイプ2は次回FOMCの「前月」にFOMCが解されている場合(つまり、FOMCが二月連続で行われることになっており、入力時から見て先月にFOMCが開催されていた場合)です。

ややこしいので例を挙げます。
2019年9月は8月にFOMCが無かったのでタイプ1に相当し、2019年10月は9月にFOMCがあったのでタイプ2に相当します。つまり、直近の次回開催FOMCが9月の場合はタイプ1なのでチェックボックスは空に、9月FOMCが終了し直近の次回開催FOMCが10月になった場合はタイプ2なのでチェックボックスをクリックする、といった形です。

タイプ2のFOMCを想定するときにタイプ1にチェックボックスを入れると明らかにおかしい数字が表示されるので間違えることはあまりないと思います。

⑧FFレート誘導幅(Bps)


利下げの場合は-25、利上げの場合は25を入力してください。2019年9月23日現在の環境で言うと-25を入力する形です。据え置きの確率は100からFedViewの数字を引けば出るので0と入力する必要はありません。また、50bpsの利下げが濃厚な場合でもFedViewの数字が100を超えるだけ(上限が200になる)なので、25/-25どちらかを入力すれば結構です。

⑨⑩⑪FOMC開催月、および開催月前後のFF金利先物ティッカー


FOMCが開催される月が限月のFF金利先物のティッカー、そして開催前月のFF金利先物、開催翌月のFF金利先物のティッカーをそれぞれ入力してください。なお、月に対応するティッカー名はTradingViewが公開しており、こちらから確認できます。


左側に赤枠で囲ったのが入力するティッカー名(⚠️アルファベットは必ず大文字で入力してください)で、右側が対応する先物の限月です。

2019年9月23日現在では次回FOMCは10月ですので、開催前月9月の先物(ZQU2019)、開催月10月の先物(ZQV2019)、開催翌月11月の先物(ZQX2019)をそれぞれ⑨⑩⑪に入力する形です。

⚠️満期が来た先物のティッカーは上述のTradingViewの一覧から消えるため、かならずメモを取っておくようにしてください。(冒頭画像で使ったZQQ2019は消えていますが、消えた後でも動作確認済みです。)

「スタイル」は各自の好みで変更してください。


更新履歴

2019 9/23 投稿

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