【理学療法士】父から娘(中1)へ 本のプレゼント📖
大学院で学んだ公衆衛生学・疫学の知見を元に、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。
新年度が始まってしばらく経ちますが、先週は長女の中学校の入学式でした。
自分が通学していた中学校に、娘も通うことになったため、久しぶりに校舎に入ると様々な事が思い返されます。もう、中学校時代の同級生と会う機会は一切ありませんが、皆元気にしているのでしょうか?
その時代の事で覚えている事は、うっすらなのですが、今となって明確に後悔していることもあります。
私は、12歳から20歳こえるまで、一冊も本を読まなかった事です。
本当に、一冊もです
(漫画は沢山読みましたよ。中2の夏に ONE PIECEの連載が始まったことをよく覚えています。高校の参考書、理学療法関係の専門書は別ですが)。
就職してからは、その時々でペースは違いますが、できるだけ沢山の本を読むようにしています。
40歳を過ぎると、日常に追われて、日々の実体験としての経験をつみにくいと感じています。
そのため、本から得られる経験は、本当に人生を豊かにしてくれたと思っています。
様々な事で悩んだ10代。
自分を励ましてくれる本に出会えていたら。
その時に、どのような本を読めば良いかを助言してくれる人もいませんでしたからね。
中学から始まる「朝読」
長女の入学式の後、教室で説明がありました。
先生)「毎日、授業開始前10分間の読書タイム『朝読』があります。自分の興味がある本で良いです。何か持ってくるように!」
私の時代には、このような取り組みはありませんでした。
長女)「まあ、何でもいいなら、何でもいいや。どんな本がいいと思う?」
ジ)相談されたので、せっかくの機会、一冊プレゼントしよう。読んで欲しい本はたくさん。読書に興味を持って欲しいし、できれば今後の人生の糧になるものがいいな。
その中で、私が自分の本棚から最初の一冊に選んだのはこの本でした。
この本を選んだ理由
長女も、まあ私の子供なので、活字はそれほど得意ではありません。
過去にも何冊か、本人が欲しいと言った本を買いましたが、途中まで読んで最後まで辿り着けません。
この本は、物語部分はとても短く、
1時間で読めて、10年役に立つと言われています。
朝読で10分ずつ読み進めても、4月中には最後の辺りまで読み進め、何とか1冊読み切ったという自信をつけて欲しかったという意図があります。
そして、変化の早い現代で、
「変化を探知せよ!」
「変化に素早く適応せよ!」
「変化を楽しもう!」
「自分を変えられるのは自分だけ」
強いメッセージがあるので、中1にはピッタリなのではないかと思い手渡しました。
長女)「チーズ?何これ?面白そう。早速、明日から中学校で読むわ」
なかなか、10代は、よほど好きな人でなければ時間を作ってまで本を読む事は難しいと思うので、本当に良い取り組みだと思います。
子供には、これをきっかけに、たくさんの良書との出会いがあればいいなと思います。
皆さんは、どのような本を、自分の子供におすすめしますか?
↓↓ チーズはどこへ消えたの続編。思い込み、固定概念….。考えさせられます
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