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YOUは何しにREAPRAへ? ~新卒第一号さよこさん編~

「産業創造」をテーマに100社以上へ投資を行なっているReapra Japan初の新卒メンバーとして入社した佐藤さん。
実は佐藤さん、他の内定先を断って、”Venture Builder”であるReapraに入社しました。
どうして他でもなくReapraを選んだのか、その理由についてお話を伺ってきました。

【プロフィール】

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佐藤 紗世子
明治大学政治経済学部卒業後、2021年4月にReapra Japanへ新卒で入社。
アフリカの経済成長や日本における性別にまつわる問題に関して、起業家支援の文脈での貢献を指向している。

伴走を通してより良い世界を作っていきたい


—もともとReapraでインターンをされていましたよね。他に内定が決まっていた就職先もあったそうですが、そこを断ってReapraを選んだのはなぜですか?

Reapraに入ったのは、Reapraの方が私が将来やりたいことにドンピシャだと思ったからです。私はアフリカの経済や暮らしを良くする事業や、日本を生きやすい社会にする活動を株式会社アプローチで行う人を支援したいと思っており、Reapraがやっていることはまさにそこに繋がると思ったのが、以前の内定先ではなくReapraを選択した理由です。

就活を始めるまでは、アフリカや日本など自分が興味関心を持っている多くの問題から一つをピックアップしなければと思っていました。ですが、どうしても自分の手で解決したい課題を持っているかどうかは、めぐりあいの問題で一つに決め込む必要は必ずしもなく、関心のある問題に広く関わる方法があるということに気づきました。さまざまな社会課題に関心がある自分にとって、自分自身が直接課題解決に関わっているかにこだわらず、課題に向けて活動している人を複数支援することで間接的に世界をより良くする方法が今の私に合っていると思ったのです。

元々の内定先も、この間接的に関わるという構造だったので、納得して就活を終えました。そしてお金を稼ごう!と思いインターンを探していて出会ったのがReapraでした。Reapraでインターンをしている中で、起業家の支援や伴走というものは自分が思っているよりももっと広い視野がないとできないんだということに気付きました。将来やりたい起業家支援に直接関わることができ、産業創造というより広い視野がないと達成できないことを目指しているReapraに惹かれ、新卒として受けることに決めました。

—これまでReapraは新卒を採用していませんでしたが、入ることに不安はありましたか?

もちろん最初はありました。特に面接を受けているときですね。元々の内定先は、何年も新卒を取っている会社だったので、人材育成の仕組みはちゃんとしていましたし、人の雰囲気もよく分かっていました。その点、Reapraはインターンを通して雰囲気はなんとなくつかめていましたが、新卒採用をしたことがないし、業務内容が起業家の支援なので、私が携わっていたインターン生としての業務とは全然違い、一人前の社員になる道のりが自分でも全く想像が付かなかったので、どうなるんだろうと思っていました(笑)


葛藤

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—実際に入ってみて、プレッシャーを感じることはありますか?

Reapra的に言うと、葛藤しているなって思います。プレッシャーっていうのは、達成すべき目標にたどり着くべきという外圧を感じたりすることだと思いますが、そういうのはあまりないです。

とはいえ、焦りを感じるときはあります。Reapraには、社員や起業家が実践することを目指すReapra Wayと呼ばれる考え方や行動規範があり、社員1人1人が「長期で熟達していきたいと思えるテーマ」を持つことが大事とされていますが、私はまだこのテーマが決まっていません。これまでの生きてきた中で、「周囲と比較した時に自分が相対的に優れていたり進んでいたりすること」を自分への自信や「自分らしさ」の糧としてきた私にとって、このReapra Wayに乗り切れていない感覚は自分らしさを失わせるような気持ちになるので、居心地悪く感じることがあるんだと思います。

もちろん、社員みんな葛藤しながら進んでいて、完璧にReapra Wayを体現できている方ばかりではないことも分かっていますし、急いでたどり着くことではないということも理解しています。だから、慌てているわけではないですけど違和感はあるので、やっぱり葛藤しているなと思います。


—学生時代にやってよかったなと感じる経験を教えてください。

▼佐藤さんの学生時代

さよこさん記事1

学生時代にやってよかったなということは、ルワンダに行ったことと、学生団体に入っていたことです。ルワンダはJICAの広報インターンとして3か月間行きました。JICAのルワンダ事務所での活動をステークホルダーの人たちに伝えるために、Facebookの記事を書いたり、インタビューやイベントなどをする時に関係者の後ろに立てるバナーを現地の企業に発注したり、事務所の入り口に飾る『JICAルワンダオフィス』という看板を現地企業の人と一緒に作ったりしていました。ずっと関心はあったけどなかなか行けずにいたアフリカのルワンダに行くことができて、世界が広がったのが良かったなと思います。

▼ルワンダでの1枚

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また、『180 Degrees Consuting』(※)という世界規模の学生団体の東京支部で2年半活動していたこともやってよかったです。その団体は、NPOなどの非営利組織をクライアントにしてコンサルティングを提供するという活動内容でした。私はアフリカやジェンダー問題に関心があり、NPOという社会課題を解決する団体をクライアントとするところに惹かれました。180 Degrees Consutingで運営としての活動を通して、全力で何かを人と一緒に作るとこういう楽しいことがあるんだなっていうのが実感できたのが面白かったです。熱中するだとか没頭するみたいな言葉って私の人生であまりなかったことが結構コンプレックスで、それまでは斜に構えて外から見がちなところがありました。180 Degrees Consutingの活動では、それをせずにしっかり没頭するという経験ができました。

※ホームページ:https://180dcj.wixsite.com/tokyo


—学生時代、「挑戦」することに意味を見出していましたか?

まず前提として、JICAルワンダなどのインターン経験や学生団体への参加を私はあんまり挑戦だと思っていなくて。必要に迫られてとか、興味本位でやってみただけであって、「私はこれに挑戦するぞ!」と言って挑戦したわけじゃないです。挑戦ってみなさん言ってくださるんですけど、そういうつもりはないです(笑)
スティーブ・ジョブスの『connecting dot』ってあるじゃないですか。とりあえずドット打っておけば、あとで線で繋がるっていうのはまさにそうだと思います。別に繋げるつもりがなくても、なんとなくおもしろそうだなと思ってやれば、あとで繋がるし、繋げればいいと思います。解釈の問題なので、やりたいことをやればいいのではと。そういうマインドでいろいろ行動していました!

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—今後したいことはありますか?

今は自分のやりたいことに繋がるようにいろいろな人にチームに入れてくださいって言って回っています。

▼佐藤さんの現在の業務

さよこさん記事2

▼Reapra Bookに関してはこちらをご覧ください。
https://note.com/reapra_jp/n/ndd8edf4b3d29
▼PBFに関してはこちらをご覧ください。
https://note.com/reapra_jp/n/n92455eff5115

また、Reapraでは「長期で熟達していきたいと思えるテーマ」を持つことが重視されていますが、私はそれを模索している段階です。今は「あ、テーマに照らして行動するってこういうことなのかな」みたいな現象が時々起こっている状態です。自分のテーマを設定して、業務内外問わず、それに近づくための行動を続けていきたいと思います!


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佐藤さん、インタビューありがとうございました!
今回Reapraで働く社員の紹介をさせて頂きましたが、少しでも興味を持ってくださった方はぜひお気軽にご連絡ください!


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https://jp.reapra.com/


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