見出し画像

撮影に時間はかけるな。

こんにちは、鑑定士のコンドーです。

今回はECで撮影のために使う時間のかけ方について解説していきます。


写真の質は重要ですが…


私は中古ブランド品のEC運用歴は10年以上ありますが、中古ブランド品の販売で、ECで売上げをアップさせるには写真のクオリティも大切。

ですが、プロ級にキレイだからといって、それが100%売れる訳でもありません。

あくまでも、その商品に対して手頃な価格感、本物やその出品者のレビューがどうかなどの安心感や中古品としてのコンディションが正直に撮影されているかなどが大切です。

一枚ずつ丁寧に撮影するよりも、80点の写真をスピーディにいかに早く対応していくか。

中古ブランド品でルイヴィトンやCHANELなどのバッグ、時計、ジュエリーやアクセサリーは一点もの。

縦積みの新品モノではないのでその情報が使えるのも1度きりです。

これを外注で、プロのカメラマンに依頼して時間をかけながら撮影しても費用対効果が合いません。

つまり、撮影に時間をかけずに、どれだけスピードをあげてやるかが大事なんです。

出品スピードと粗利との関係


これは組織はもちろん、一人でやっている事業主や副業の方でも一緒。 出品スピードと粗利との関係は深いです。

単価が高い商品なら良いですが、3万以下や数千円の低単価だと、利益率を考えたらスピードを相当上げないと厳しいです。

例えば、販売価格を19,800円でヴィトンの財布を出品するとします。仕入れが10,000円。 19,800円-10,000円=9800円が単純な利益。

ここにモール手数料 10%が差し引かれるとすると、残りは7,800円ほど。 自分の一時間の稼働するための稼がなくちゃいけない利益はいくらになるか。

月に30万の給与だとしたら、一日単価 1万円。
稼働時間が8時間だとすると。一時間あたりが約1,200円が損益分岐のラインです。

ここをどう考えるか。

1つの商品の撮影から出品までの時間+検品やクリーニングの時間の分も仕入れコストとして乗ってきます。

だからこそ、撮影から写真加工、アップロードまでをいかに素早く効率化できるかが欠かせません。

そのオペレーション自体も見直していきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?