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【知らないとヤバイ!相場高騰のワケ】

こんにちは!鑑定士のコンドーです。

相場の動向についてお話したいと思いますのでご覧いただけますと幸いです。

ブランド時計の新品の相場が高騰


円安の影響もあり、香港ショーの売れ行きが好調。

最近開催されたショーでは、ブランド時計の新品の相場が高騰しているとのこと。

海外や国内のショー( 展示会 )での売れ行きが市場の相場に直結する。基本的にはこの流れかと。

展示会は、海外バイヤーの仕入れの場でもある。特に香港で開催されるショーが指標に。

香港では、関税の面で優遇されている部分もあり、世界中からバイヤーが集まってここで一気に仕入れの中心の場になります。

僕らの扱う高級ブランド時計やジュエリーは、このショーの動向に影響を受けることが多い。ここから国内の市場へ相場が反映されてくる。

キレイな商品が買えなくなってきた


また、もう一つの最近の動向として
国内のBtoBオークションでも、良好なコンディションの出品からからも減ってきている。

知り合いのバイヤーからも「状態が良くないものが多くて、キレイな商品が買えなくなってきた」と話を聞いたのが1年前。

たしかに以前からあった話ではあるが、コンディションがよくないもの、美品であるA品でなく、いわゆるB品が多くなってきているということでもある。

そうなると、必然的にコンディションのよい商品は相場が高騰してくる。

このあたりが仕入れの中心で扱うのが得意であったり、きれいな商品を多く取り揃えている店舗としては、仕入れに苦戦する可能性が高い。

では、市場に出回る物量が増える構造に戻るにはどうしたらよいのか。

日本中の消費者が所有しているブランド品が、日本にまだ多く眠っていて掘り出せればよいのですが、おそらく数に限りがあるでしょう。

根底的な話ではありますが、新品の一次流通がまわらないと、リユース=二次流通として市場に出回る量も減ってくる。

ヴィトンやシャネルなどの各ブランドメーカーの商品が売れていたとして、海外旅行客の爆買いなどでそのまま持って帰ってしまったら意味はない。

国内のみで循環しないと、リユース品として回らないし、古物市場にも出てこないという話にもなる。

並行輸入も、量にもよりますが、円安が加速している今では積極的に仕入れるのは難しい。業者にとっては、関税も負担しなければならないですし。

このような仮説のサイクルは1つありますが、事実として、コンディションが良い商品が少なくなってきています。

この筋で勝負しているブランドリユースの事業者は、相場と自社のデータや取引先の価格を確認しながら慎重に動いていった方がよいかと。

こんなときこそ、積極的に販路づくりをしていきましょう!

ご覧いただきありがとうございました。

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