見出し画像

初めての資料集め 市役所編

以前、不動産会社の事務をしていた時、営業の方々が「ちょっと調査に行ってきます」とか「市役所で資料取ってきます」なんて出かけてました。

私はと言えば、本社に提出する取引とはあまり関係ない雑務(コピー取ったり、書類整理したり、消耗品の発注したり、電話取ったり…)をこなしながら

「何しに行くんだろう?」と不思議な気持ちで見送っていたわけです…宅建試験の勉強も始めていたのですが、実務に結びついてなかったあの頃…

晴れて、おととい、初めて『不動産売買のお仕事』として市役所へ行ってきました!(先輩が別の物件の建築相談をする用事があったので、便乗していったわけですが…)


こちらの『不動産の教科書』によれば、”役所調査は、現地調査と法務局調査で得られえた結果を不動産評価という「成果」に結びつける最後の調査”だそうです。

おや?まだ、法務局行ってない…しかも現地はチラ見しただけ…いいのか?わたし

「とりあえず、重説作成に必要な資料を取ってこい」との上司からの指令で来てみたものの


たくさんのPCみたいのが並んでて、それぞれに「用途地域」とか「水道台帳」とか分かれてるらしい。

っていうか

ほとんどのことは今はネットで情報取れるみたいじゃないですか!横浜マッピーで検索!

でも、それにしては窓口に群がる不動産屋(不動産屋にしか見えない人ばっかり)のなんと多いこと…


よくよく観察していると、私のような初心者が多いようです。

役所の人たちは、様々な質問に的確にこたえてくれ、「この件ならこちらです」「それは別の階ですね」と、とても丁寧。時代は変わったな、と思いました(昔は知らんけど)

というわけで、今回はマンション一区分の売買ですが、建築確認申請書ではなく結局、検査済証が必要不可欠。オーナーに確認しないとね。マンションパンフレットなどを入手する必要があるようです。

…役所に来る意味あった?本当にこの時間必要だった?

いや、何事も経験です。それに役所への道中で先輩にいろいろ初歩的なことを聞けました。

重説のチェックはすべてに入れなくてもよいこととか…ただ、説明するときにどの程度わかってて入れてないのか、はたまた入れ忘れてるのか…大事にならないよう細心の注意を払っていかねばと改めて肝に銘じました。

早く、誰にも頼らずひとりで一物件売買やってみたいな、と思うわけです。…草むしりだけするために宅建の勉強頑張ったわけじゃないから

というわけで、修業は続きます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?