神戸で散財してしまった話

realize＋| 壁紙インテリア雑貨・ワークショップ

2023年6月12日 20:46

資材ロスを減らすため、施工後の廃棄される壁紙をアップサイクルして新たなアイテムにカタチを変えてご提案しています。

内装屋さんのアップサイクル事業部「壁紙インテリア雑貨とワークショップ」の「realize＋（りあらいずぷらす）」です。

「素材博覧会2023神戸」にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

暖かく迎えていただけたことに感謝でいっぱいです。

さて、今回は4日間の神戸滞在でしたが、ひとりでの参戦でして、毎日出歩く元気もなく、日々ホテルでコンビニご飯という寂しいものだったのですが、最後の神戸の夜くらいは・・・と老体にムチを打って、三宮に足を運びました。

三宮センター街をウロウロしていると、靴下屋さんがありまして、シースルーの靴下が欲しかった私は、「人気ナンバー1」と書いてある靴下を含め3足1,000円で購入！

ルンルンで歩いていたところ、ふと陶器屋さんをみつけ、思わず吸い込まれていきました。

だって、江戸切子と思われるグラスが破格の値段で売られていたのですから・・・

「これって神戸価格なの？？？」そんなことを思いながら、後ろを振り向くと、そこには私が今とてもほしいと思っている「カゴバック」が・・・。

山葡萄で作られたバックをご存知でしょうか？？？

使い込むほどに艶や風合いが増す、山葡萄の皮でできたカゴバッグです。

しっかりと編み込まれているため丈夫で、色艶の経年変化を楽めるのです。

洋服にはもちろん和服にも合うため、大人のカゴバックとしてずっと愛用できる逸品なのです。

そんなカゴバックをずっと欲しい！と思っていた私ですが、なんとそこにずらりと鎮座しているではありませんか？

なにこれ？
こんな値段で？
うそでしょ？
何で陶器屋さんに？

こんなことがつい言葉に出てしまいそうになるくらい、そのバック達を凝視していると、中からバリバリ関西弁のお兄さん（いえいえ十分貫禄のあるおじさま）が「ええやろ～～～」と声を掛けてきたのです。

山葡萄のバックの存在を知っている人であれば、衝撃を受けるほどの低価格！

「なんでなん～～～？？？」（私もすっかりにわか関西人になってる　笑）

なぜこの価格になるのか、色々説明はしてくれたんだけれど、それでも「おじさまの関西弁にはだまされへんで～～～」

でもね、聞けば聞くほど納得させられてね・・・。

人生初くらいの
衝動買いをしてしまいました💦

山葡萄ってピンキリで、純国産だと高級ブランド品と変わらないお値段がするのです。

私が購入した山葡萄のバックは、純国産ではないのだけれど、日本の職人さんについて修行をしたお弟子さんが作ったものらしく、その技術はお墨付きなのだとか・・・

一般的によく出回っているのが「あじろあみ」というのがオーソドックスな編み方なのですが、私が一目ぼれしたのは、さらに高級品の「六角花編み」というもの・・・

「うわ～～出逢ってしまった～～～」

多分、いつもならいったんクールダウンしてから、やっぱりほしいと思ったら買う！という流れなのだけれど、明日には東京に帰ってしまうし、今買わなければもう出逢えないかもしれない・・・

そんな究極の選択に迫られた私。

「おじさまを信じて購入しま～～～す。」と連れて帰ってきました。

「良い贅沢」と「悪い贅沢」があって、長い時間楽しめるものは「良い贅沢」といわれますが、大切に連れて帰ってきて、東京に帰ってきても目にするたびに撫でて楽しんでいて、はたから見たらちょっと恐怖さえ感じる行動をとっている私です　笑

十分に良い贅沢だったかな？？？

こんなこと、誰にも言えないと思いながら、不特定多数の方が目にするこのnoteにしっかり投稿している時点で、ちょっと普通じゃありませんね。

素材博覧会で「良い買い物をさせていただいたわ～」とおっしゃっていただいたお客様がいらっしゃいましが「いやいや、私はもっと良い買い物を、この神戸でさせていただきました～」と思わず口に出してしまいそうになったことは、言うまでもありません。

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