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Now in REALITY Tech #30 アルバイト期間を振り返ってみた【卒業】

こんにちは、サーバーチームでアルバイトをしているるいです!
REALITYのブログを書くのは初めてなのですが、この投稿が僕の最後の投稿になるかもしれません・・・
というのも、この度3月をもって大学院の修了と共にアルバイトも終了することになったためです。 僕はこれまで約2年間REALITYに関わってきたので、この記事ではアルバイトでの経験を振り返っていきたいと思います。
エンジニアアルバイトがREALITYでどんなことをしているのか、参考になれば幸いです。

はじめに

先にREALITYに関わるようになるまでのことについて軽く説明しておきます。僕はもともと3年前(2019年)の5月頃に大学の研究室の先輩の紹介でグリーでアルバイトを始めたのですが、いろいろあって一昨年の3月頃にREALITYのサーバーチームにJOINしました。
REALITYのサーバーチームでは主にGoやTypeScript(Vue、Node)を使用していますが、JOINする時点で僕はどちらも全く経験がない状態でした。

業務内容としては、主に社内用管理ツールの開発業務を行いつつ、たまに他のこともやるという感じでした。一つ一つのタスクは細かいバグ修正やちょっとした要望への対応といったものが多かったですが、これまでなかなか工数をかけられてこなかった部分も多く、やることはたくさんあり充実していたと思います。
以下では、僕の携わってきたタスクの中でも思い入れのあるものをいくつかピックアップして紹介していきたいと思います。

その1:多言語対応

REALITYは初め日本語にしか対応していませんでしたが、その後英語に対応することになりました。このときのサーバーサイド担当の一人として僕も参加していました。
お知らせのような運用メンバーが入稿するような箇所について、入稿する画面の対応や、ユーザーの言語設定に合わせてテキストを出し分ける部分の実装を担当しました。REALITYのグローバル化に向けた大きな一歩に関われて、僕が担当したタスクの中ではアプリ的にもかなり重要なものだったように思います。

さらに、最近では追加で10言語に対応しましたが、この対応でもサーバーサイド担当として作業しました。ちなみに、REALITYではサーバーチームがWebフロントも担当しているのでそちらについても担当です。
英語に対応する段階である程度スケールしやすいように設計されていたので、実際にはそれほど作業はありませんでしたが、言語を識別するコード(ex. 「en」、「pt-BR」)周りの調整が大変だったことが印象に残っています。というのも、もともとは「ja、en、その他」くらいの粒度で単純だったのですが、そこに「pt-BR」のように地域情報を含むものなど形式の違うものも識別する必要が出てきました。その上で、ユーザーの言語設定の優先順位をどう解決するのがよいか、いろいろと検討していました。

実際に悩んだケース

その2:イベントリピート

REALITYでは日々多くのイベントが開催されていますが、その中には開催日程以外は同じイベントも多くあります。以前はそのようなイベントであっても一つ一つ手作業で入力していたため、イベント担当者の工数がかかっていたり、イベントの数を増やせずにいました。 そこで、元にするイベントや開催間隔などを指定することで、イベントの開催日程やそれに伴ってずれる部分のみを変更したイベントやイベント報酬などのデータが自動で作成される機能を作成しました。この機能によってイベントの数を増やしやすくなったり、担当者が他のことに時間を割けるようになったりと、地味に良い機能になったかなと思っています。

その3:マイクロサービス推進

REALITYのサーバーでは基本的にマイクロサービスアーキテクチャを採用しています。しかし、新しい機能を作成するたびに新しいサーバーを立てるのも大変ということもあり、実際には巨大なサービスがいくつか残っている状態になっています。
入稿された翻訳テキスト管理についても大きなサービスの中に入っていたのですが、翻訳情報は多くの箇所から依存されるため、関係ない部分でこの大きなサービスが止まってしまうと翻訳情報まで正常に取得できなくなってしまう状況でした。そこで、最近ではこの機能について一つの独立したサービスにするというタスクを行っていました。しかし、残念ながらこのタスクは時間の関係で最後まで行えず、開発環境での展開と本番での運用準備を途中まで行って引き継ぐこととなってしまいました(無念)

やったことのイメージ図

おわりに

こうして思い返してみると、改めて多くのことを経験させてもらったなと思います。始めこそわからないことだらけなので簡単なタスクで勉強という感じでしたが、アルバイトであっても、能力に合わせてより複雑で重要なタスクも任せてもらえるようになっていき、エンジニアとして非常に楽しい日々を過ごせました。

僕がJOINしたときのことを考えると、自分が採用に関わったわけでもない学生アルバイト(週2勤務、使用する言語等もほぼ未経験)を元いた部署がなくなったという理由で面倒みてくれと言われて「めんどくさい」と思われてもおかしくない状況だったと思うのですが、REALITYの方たちはとても優しく教えてくれて非常に働きやすい環境だったなと感じています。

ちなみに卒業後の僕の就職先についてですが、実はグリー(REALITYの親会社)です。働き始めるきっかけこそ偶然でしたが、アルバイトをする中でこの会社で働き続けたいと思い、(通常の選考で)内定をいただきました。とはいえグループ一括採用のため配属先についてはまだわかっていません。もしもREALITYに配属されて戻って来ることができたらまたブログを書くこともあるかもしれませんので、そうなったらまたお会いしましょう!

僕はいなくなってしまいますが、REALITYでは引き続きエンジニアを募集しています!どうやらアルバイトの募集もあるそうなので、興味がある方は是非検討してみていただけると幸いです。

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