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みんなの想火への想い
みなさんこんにちは。
今日は「みんなの想火への想い」について、つらつら書いてみようと思います。
みんなの想火とは、2020年7月23日オリンピック前夜に
全国47都道府県で竹あかりを灯して、日本と世界を繋ごう!
というプロジェクトとして昨年の夏に始動しました。
でも残念なことに、コロナウイルスの感染拡大を受けてオリンピックは来年に延期、4月に入り緊急事態宣言を受けてイベントなどはもとより、外出も自粛しなければならなくなった今、このプロジェクトの今後の進め方に関しては、大幅に計画を変更せざるを得ない状況になっています。
全国47都道府県で竹あかりを灯してくれるリーダー(※サムライと呼んでいます)もほぼ全ての都道府県で決まり、2月22日には全国からサムライさん、このプロジェクトに関わる多くのメンバー、応援してくださる方々を招いて、狼煙(のろし)上げ会を大規模に開催した矢先のことでした。
私は、関東・甲信地域のサムライさんの取りまとめを行うエリアマネージャーとしてこのプロジェクトに関わらせてもらっていますが、
このオリンピック中止を受けて、今まで半年以上も一緒にプロジェクトを進めてきた仲間たちとの活動が休止になるんじゃないか。と、とても心に大きな穴が開いたような気持ちになっていました。
■代表の一言で・・・
そんな時に、この先の活動方針を考えるにあたって、全国各地のサムライさんの今抱えている現状や、困っていること、こうしたらいいんじゃないかというような意見などを聞いて進めて行こうということになり、参加できるサムライさんを集めてZOOMミーティングをしようということになったんです。
ミーティング前、数人のメンバーでその会議開催の打ち合わせをしていた時に、代表の池田親生(ちかおくん)がこう言いました。
ちかおくん:「いやー、わくわくするよね!」って。
えーーーーー!まじ?わくわく?するかいな?
と一瞬思ったんですが、続けて彼はこう言いました。
ちかおくん:「だってさ、こういう状況って俺らが生きてるうちには、もう二度と来ないよ。貴重だよね!」
ふむふむ、よく考えたらそうだな。うん!物事って受け取り方でどうにでもなるんだなと思い、
わたし:「そうだねーーー!!!確かに!!!」
言って、その思考に乗っかって行くことに決めたんです。
■プロジェクトの方向性の舵きり
同じ出来事を経験したとしても、気の持ちようが変わると人ってとたんに
動きやすくなるし、心のつっかえが取れるし、進むべき方向性が、先の道が急に見え始めるんです。
このプロジェクトにおいては、この数週間サムライさんとのオンラインミーティングを何回かする中で、方向性がチラリチラリと見え始めたように思います。
それは、以前各都道府県で計画していた、オリンピック前夜の7月23日に「人を集め」「竹あかりをたくさん飾って」「イベントとして灯す」ということではなく、
「人を集めず」「たくさんの竹あかりでなくても」「各地サムライさん1人でも、1本でもいいから」「灯す理由づけをきちんとして」「希望の竹あかりを灯す」という方向性に変わろうとしています。
各地では当初の計画や目的よりも、「2020年7月23日に灯す」ことに深く理由づけがされ、「自分たちの街は自分たちで灯す」という意思をより強くし、そしてよりこのプロジェクトに日本や世界中で希望が持てるよう、そんな祈りも込められた内容に。
(ZOOMでサムライさんたちとオンラインミーティングをしているところ)
■オンライン開催の可能性
2020年7月23日に全国47都道府県で竹あかりを灯す。
オリンピックは延期されたけど、2021年のオリンピックに向けてのプレイベントという位置付けもし、今年の7月23日に希望の竹あかりを全国で灯す。
という方向性が見えてきたことで、東京は全国を繋ぐ映像を映し出す、オンライン開催の方向に一気に舵を切り検討を進めていたり、各地もオンライン開催にするかもしれないと案が出ています。
これについては、成功の事例があって「こうすればうまくいく」ということがわかっている訳ではないので、不安な声もあがっていました。
そんな中、昨日もちかおくんが、サムライさんとのミーティングで言いました。
「この規模のオンラインのイベントって世界中誰もやったことないのよ。だからさ、誰かが確実な正解を持ってる訳じゃないの。
だから俺たちもやってみないとわからないんだよね。失敗するかもしれないし、一部成功するかもしれないし。
成功したとしても、全国のみんなが感動するかどうかはわからない。
全部わからないんだよね。やってみないと。
でも、失敗するかもしれないからやめるってことではなくて、俺はやりたいと思うんだよね。
だって、こんな時だけど「自分の街は自分たちで灯そう!」という意思を持った人間がこんなにたくさん集まって、横の繋がり作っていってるじゃん。
この希望の竹あかりを、繋がりを世界中にも発信したいのよ!」
■さいごに
ちかおくんは事ある毎に、「ルールは作りたくないんだよね。」と言います。
なぜかと言うと、「ルールを作るとやり辛くなることとか、制限が出てくるから」とのこと。「みながやりたいようにやってほしい」そうです。
もうほんとに、私はこの方針や考え方には激しく同意する訳です。
このような代表と、全国の「自分たちの街は自分たちで灯す」熱い想いを持ったたくさんの仲間たちに出逢え、私の人生は大きく変わりはじめています。
制限がある中でも、「じゃあ何ができるか」「何で解決できそうか」と先に進める方法を考えることのできる仲間って本当に貴重だなと思います。
生きていくって、生活していくってこういうことの繰り返しな気がします。
引き続きみなさんと今後も走っていけそうで、本当に嬉しい今日この頃です!!!
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