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【REALGATE】2024年2月 Monthly Report

株式会社リアルゲイト(東証GRT 5532)IR担当です。2024年2月度の月次報告は以下のとおりです。


1.適時開示

2024年2月8日「四半期報告書 - 第16期第1四半期(2023/10/01 - 2023/12/31)

四半期報告書となります。公認会計士等の異動のお知らせでもお伝えしていますが、当報告書より、独立監査人のレビューが有限責任監査法人トーマツによるものとなっています。

2024年2月20日「(開示事項の経過)販売用不動産の売却決済完了に関するお知らせ

無事、販売用不動産の売却決済が完了したことをお知らせいたしました。計画よりも約1億円上振れでの売却となりました。

2024年2月27日「取締役の管掌変更に関するお知らせ

4月1日以降の新体制についてお知らせいたしました。

2.その他IRお知らせ

2024年2月20日「2024年4月に新卒初任給を含む全従業員の給与ベースアップを実施し、 従業員の活躍支援と企業価値の更なる向上を図ります

ベースアップ!と、適時開示としては出していないのですが、全従業員の給与ベースアップのお知らせを出しました。

【代表取締役 岩本 裕のコメント】 当社は、堅実なストック型ビジネスの積み上げで創業以来15年連続の増収を果たし、2024年9月期も業績が好調に推移しています。今回のベースアップ等で優秀な人材の獲得及び社員の定着と成長を後押し、会社としての中長期の成長を実現したいと考えています。

(リリース内容より代表である岩本のコメント抜粋)

リリースの中でも言及がありますが、ベースアップだけでなく、従業員持株会の奨励金の付与率が「3%」から「20%」へ引き上げとなります。この施策は、上場後初の株式総会で株主の方からご意見が出たことに端を発しています。リアルゲイトを応援してくださっている株主の皆様の期待に応えられるよう、全力を尽くします。

3.IRTV動画出演

投資家ならではの視点で取材対談する株式情報番組「Individual Investors 1on1」で、投資家Vtuberのはっしゃん様と対談させていただきました。前編後編と二部構成になっています。

また、当対談内容をもとに、「やさしい株のはじめ方」に、書き起こし記事として掲載いただきました。

対談形式は良い!と、思っています。これは私自身がIRガチ勢(仕事を除いても、そもそも株式市場大好き!)であることも関係していると思うのですが、自分が個人投資家としてみたらどうかなと考えると、ただひたすら一方的に話をされるより、対談形式のほうが面白いなと思うというごく単純な発想からきています。今後も積極的に対談形式をとりいれ、もちろんNG質問は無しにして、個人投資家の方に少しでもリアルゲイトを知ってもらえたらなと思っています。

4.個人投資家向けセミナー

2024年3月24 日:参加型IRセミナー「Kabu Berry Lab」登壇

先月も告知させていただきましたが、2024年3月24日(日)午後1時より、普段、名古屋を中心に活動してらっしゃるKabu Berry Lab主催のyamaさんに東京に出向いていただき、高輪ゲートウェイにある当社運営物件「RandL TAKANAWA GATEWAY」で、参加型IRセミナーに登壇することになりました。もちろん、オンラインでもリアルタイムで配信予定となります。ありがたいことに、会場は満席となりました。個人投資家の方に、実際の運営物件を見て頂く機会を与えていただき、心から感謝いたします。
Kabu Berry Lab様仕様に資料も作成しますので、是非ご期待ください!オンラインで参加される方も含め、皆様が楽しんでいただけるよう、尽力します。私自身、自分にプレッシャーをかけてハードルをあげるというのが好きなので、上手くいくかなという不安はありますが、わくわくしています。IRって楽しいな~!って思うのは、こういう瞬間の積み重ねだったりします。
詳細につきましては、Kabu Berry Lab様の当該ページをご覧ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

5.代表岩本が語る 不動産再生のコツ

【代表岩本が語る 不動産再生のコツ】と題して、当社ウェブ(IRサイトではなくコーポレートサイト内)で一級建築士である岩本が月一でコラムを掲載しています。今月は「【代表岩本が語る 不動産再生のコツ】RC造 築古オフィスの魅力」です。RC造は、鉄筋コンクリート造(Reinforced Concrete )の略ですが、そんなRC造築古ビルの特徴に触れて物件づくりの考え方を述べています。最近の建物はS造=鉄骨造(Steel)が多いのですが、築古ビルならではのRC造の魅力を自社物件を例にお話しさせていただいてます。

6.あれこれ

2月初旬、某シェアオフィスの民事申請が話題となりました。このようなニュースがあると、市況としてシェアオフィスは日本でも難しいのではないか?と心配になるのはもっともな感想だと思います。しかし、当社は既存物件で98%以上の稼働率を保っており、業績は好調です。その違いは一体何なのか、ということを一言でいえば「エンドへの適正価格を間違えていない」点なのではないかと考えています。

※「レンタブル比」は、延べ床面積に対する専有面積(=収益部分)の占める割合

実際のエンド価格(すなわち、入居テナントが1坪いくらで借りるのか)から逆算して考えるとは、以下のとおりです。
例えば従業員数2桁の中小企業が都内でオフィスを借りるとなると、1坪2~3万円くらいかな、と考えることが多いと思うのです(※アットホーム「2023年下期(7月~12月) 小規模オフィス(50坪以下)の募集賃料動向」によると、渋谷の小型オフィスの募集賃料平均は22,186円/坪)。ラウンジや会議室といった共有部分を除いたレンタブル比が85%とすると、おのずと収益化ラインがみえてきます。上記のケースだと、1,050万円だったら事業として成立する最低ライン、1,350万円が実際のターゲットとなります。そうなると、原価の大半を占めるマスターリース賃料の目安がたちます。
上記はマスターリースの賃料が月800万円ですが、そうなると、新築・築浅のビルではなく、築古ビルが物件運営の主流となっていくわけです。そうなると、築古ビルを安心・安全かつ魅力的なオフィスにするノウハウが必要であり、誰しもが参入できるというわけではありません。事業にする以上、とりわけ大手が取り組むとなると、どうしても過剰なコストをかけて「より大きく、より広く」してしまったりと、現実の需要とは乖離した力学で動きがちで、コストバランスが非常に難しいのです。それこそ、坪8万円払う(払える)のであれば、誰もが名前を知るようなS級インテリジェントビルに入居する、というのがマーケットの意向でしょう。
世界中、どこでも使えるのは魅力的です。ただ、多拠点ニーズがそこまで(特に中小企業にとって)あるのかという、現実的な問題があります。付加サービスにかかるコストは必ずどこかに転嫁されます。私も退勤後にビールが無料で飲めたら嬉しいな、と思うところはありますが、必ずしもコストバランスの点でプラスではないことは理解できます(ただし、ビールではなくワインだったらこの意見を一転させるかもしれません)。
従って、当社は過剰な投資を抑え、適正価格で商品の提供を行うことが、地道ですが確実だと考えています。

7.お問合せ先

IRに関するお問合せは、以下のメールフォームよりお問合せください。

株式会社リアルゲイト - IRサイト(https://realgate.jp/ir/



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