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「健闘虚しく」は死語

 おすすめに出てきた首相のツイート
 なでしこジャパン、健闘虚しくベスト4ならず残念でした。とのこと
 これまで気にしたことなかったけど、「健闘虚しく」って言葉、パンチが効いてるなあ。虚しいって、おい。

 ググって一番上に出てくる辞書がこれ。
 「努力したが、効果や成果が全く上がらずに終わるさま」酷すぎるw
 「努力は必ず報われる」高橋みなみイズムの真反対を表している。

 考えてみると、健闘虚しくという言葉はしばらく耳にしていなかった気がする。昔、ファミコンか、マンガかアニメか、おぼろげな記憶だけど「健闘虚しく敗れました」というセリフに接していた気がする。ファミコンだとしたら「けんとうむなしくやぶれました」ひらがなだ。

 「努力したが、効果や成果が全く上がらずに終わるさま」なんて、ネガティブすぎる。使われなくなって当然だろう。死語だ。
 なでしこジャパンは負けたけど、多くの成果を残した。有形無形問わずにね。人々の心に及ぼした影響だけで、すごいものがある。

 首相ではなく、首相のつぶやき担当者かもしらんけど、此度の言葉のチョイスは良くなかったんじゃないかな。

 蛇足ですが、「X(旧Twitter)」という表記を見かけるようになりました。素朴な疑問なんだけど、「twitter.com」はTwitterじゃんって思うのですが。それでもXなのでしょうか?

 なでしこジャパンの試合は0−2の段階で見るのをやめました。奇跡の大逆転を目撃するには、もう無理だという状況でも見続ける必要がある。理屈ではわかるんですが、負けると思うと心が苦しくて見ていられないんです。こういう負けたら終わりの大一番だと。
 で、アディショナルタイムから再度見始めました。ラスト10分応援に集中して、ホイッスルが鳴ったらすぐに見るのやめました。負けたあとのインタビューを直視できない。

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