「有資格者が書いた記事が評価されず順位が低いのはなぜ?」を考える
ジュニアCMPです。
2019年3月12日のコアアップデート以降から、自身のツイッターDMにアフィリエイターと思しき人達(作りたての垢)から、続々と質問が届くようになりました。
ツイッターで書くとTLを汚しそうなので、初のnoteでまとめる事に。無料で閲覧できますが、2019年4月27日以降に削除予定です。
※この記事は4月27日に削除した記事を再公開しています。一部時系列が古い部分がありますが、参考程度に読まれて下さい。
このnoteの情報を利用(引用抜粋等)しての、サービスの提供(ビジネス)を固く禁じます。
1.有資格者が書いたかどうかで信頼性は確保できない?
「専門家が書いた記事なのに順位が低い。理由は?本物なら答えれるよね?」(原文ママ)
TLでも度々話題で見るので自分の見解を少し(;^_^A
E-A-T(専門性-権威性-信頼性)の「信頼性」を
「有資格者が書いただけで」
確保しようとするのはミスリードと考えます。
有資格者で確保できるのは「テキストランク(*1)」と個人的には思っています。(仮にあるとすれば)
*1テキストランク法律などで表現が制限されているような文言においては、それに準ずるテキストを記載しておかないと減点を行われるという考え方。(非公式)抜粋でオーソリティーと認められるサイト記事からテキスト引用し、発リンクをする事でスコアを保ちやすいとされる。なお、ここでの主体はレイターに対して。レイターの傾向をGoogleのランクブレインは吸収し、アルゴリズムパターンに取り入れていると言われている。
有識者が書いた記事(テキスト)の品質は、素人が書いたモノを遥かに超えるものでしょう。
ただし、「品質≒信頼性」となって順位に反映されていない今、Googleは何を持って「信頼性」を捉えているのでしょうか?
そもそも、信頼性とはだれが評価してくれるものなのでしょうか?
2.Googleの「守るべきもの」から信頼性を考える
Googleはフェイクと戦ってきた過去を見るに、
「権威性と関連性のリンクを守ってきた」
と公言しています。
あまり重要ではないですが、下記文面は英語と日本語で内容が異なります。(2019年4月16日時点)
英語では「権威性と関連性」
日本語では「信頼性と関連性」
確認したところ「英語が正しい」という回答を非公式の場において頂いています。
時系列や人において「信頼性は可変しやすい」と考えると、守るべきものは「大衆に支持され、また支配的なものを指標にすべき」となり、それが「権威性」である事は、至極当然かもしれないです。
スパムと戦うにあたりGoogleは「権威性と関連性のリンクを守ってきた」という事は、「”権威性と関連性のリンク”は外部要因として重要」という事が言えるでしょう。
ここでは「Googleが信頼性を守る主体ではない」と言う事ができると考えます。
では、誰が信頼性の評価与えてくれるのでしょうか?
3.フィッシングから考える「信頼性」とは?
フィッシングサイトを見た事はあるでしょうか?
瞬時に「フェイクサイトだ」と分かるでしょうか?
例えテキスト文言やデザインなど色々と類似していたとして、そのページがフィッシングページかどうか分かるでしょうか?
自分はログインでパスワードを求められる際は「URL」や「暗号化(https)」などを一度チェックします。
「テキスト表記情報だけでは、信頼性は確保できない。」
という事がこれらより分かると思います。
4.人間社会から考える「信頼性」
「人間社会での情報の信頼性」を考えてみましょう。
自身が企業求人面接官だったします。
いくら履歴書が素晴らしかったとして、それで採用を決めるでしょうか?
アメリカなど海外においては、求職者が自己を過剰にアピールする傾向が強いらしいです。(そうしないと生き残れない競争社会ですからね)
「〇〇できます!」
という事は、ほとんど信じられないです。(自身の体験による)
そこで海外(特にアメリカ)では、前職の職場人事に電話をしてその人がどのような人だったのかを聞きます。
(「プラダを着た悪魔」のラストシーン参照)
日本の大手企業でも転職者を受け入れる際に、同様の事をしているところはしています。
人間社会において「信用ある情報」とは、「内部評価と外部評価の照合」で判断する事があります。
情報の信頼性は「外と内」で決める方法を人間は採用しています。
いくら記事において「〇〇です」と有識者を語ったとしても、それが信用できるかどうかは事足りないのであると考えます。
2つの事象から「信頼性は”関係性ある人(モノ)”が与えくれる」という事が見えてこないでしょうか?
5.「有識者が書いた」とページで謳っても信頼性が確保できる訳ではない
現時点での自論は
”有識者が書いた事での信頼性を得ようとするのであれば、更に「関連性が認められる先からの被リンク」が必要となる”
です。
ただし被リンクがあったとしても、それは信用スコアが多少上がるだけであって、大幅な順位UPが期待できる訳ではないのでご注意を(経験則)。
被リンク元が信頼され、かつ権威性が認められなければ、その被リンクは順位の要素においてあまり重要度を持たないでしょう。
また残念な事に今のランキングの上位を見ると、
「関連性がないオーソリティーからの被リンク」
「トラフィックが外部から継続的にある事」
が、今ランキングファクターとして大きな比率を占めている結果になっています。。。
いずれ信頼性の確保は、ランキングで優劣を決める「差」として重要となってくるかもしれません。
ただ今時期は、信頼性を頑張ったとしても、すぐすぐに評価され順位が上がるような事はないでしょう。
6.GoogleはSEOアフィリエイターより「人」を見ている?
過去Googleは、ページランクの遷移方法を「核分裂の遷移」になぞらえてアルゴリズムを作っていました。(古参の方には懐かしいですね)
妄想レベルの話ですが、Googleがアルゴリズムにおいて
「人間社会のモデルケースを取り入れたい」
と画策してトライ&エラーをしているとしたら、Googleの目指す未来に先回りできるかもしれません。
今Googleが見ているのは「人」であり「人間社会」と考えると、様ざまな事象が妙に親近感を感じるようになります。
難しく考えずに「自分だったら」「読み手だったら」という視座から、サイト運営を行う事が結果近道かもしれないですね。
【著者】
【参考文献・画像引用】
This year in Search Spam - Webspam report 2018|Google Webmaster Central Blog(https://webmasters.googleblog.com/2019/03/this-year-in-search-spam-webspam-report.html)
Kaspersky Lab|@KasperskyLabJapan(https://www.facebook.com/KasperskyLabsJapan/photos/a.246697115353556/1576413585715229/?type=3&theater)
放射線の基礎知識 原子力と核分裂|HOKKAIDO GOVERNMENT(http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/gat/kiso/kisotisiki.htm)
後がき
はじめてのnote。
色を付けれなかったり、アンダーラインを引けなかったり。(?調べてない)
悪戦苦闘する事2時間。
今後の情報の出し方を考えて模索していきたいと思います。
<免責>
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