スキャルピングをやってわかったこと
スキャルピングについてわかったつもりでした
今年から本格的にスキャルピングをやっています。
まず、英語のscalpに「皮を剥ぐ」という意味があり、トレードのスキャルピングも、皮を剥ぐように薄い利益と損切の差で利益を積み上げていく手法、という意味があるようです。
そして、同じスキャルピングでも、
秒スキャ
分スキャ
と区別されています。
私はこれまで、結果的に数秒、数十秒で終わって秒スキャになったトレードもあり、当然2,30分程度で利確損切りした分スキャも数え切れない程あり、知識的には区別がついて、それでスキャルピングが何たるかわかったつもりでいました。
でも、腰を据えて秒スキャと分スキャをやるようになって、何もスキャルピングについてわかってなかったということが、わかりました。
秒スキャと分スキャは全然別
まず、秒スキャと分スキャは、トレード方法が明確に違うということがわかりました。
違いを見てみます。
秒スキャについて
秒スキャは、イメージ的にローソク足1本の反応をかすめ取っていく、というイメージになります。
たとえば、ラウンドナンバー、いわゆるキリ番。
ドル円130.000円とかに到達したら、一回は反発するだろ、などの思惑からキリ番付近で逆張りでエントリーしたりします。
これはローソク足が上から下がってこようが、下から上がってこようがどっちでも関係ありません。
もちろん、ファンダメンタルズが円安なのか円高なのかも関係ありません。
とにかく、ローソク足がキリ番に到達したら、一度は反発するだろ、等の反応に賭けてエントリーして、1秒とかで少しの利益が出たらそれで良しとするやり方だからです。
おそらくキリ番周辺で溜まった利確や損切りが執行されてローソク足がピクンッて反応しちゃうんだと思います。
そこに世界情勢の知識や頭の良し悪しは関係ありません。
分スキャについて
一方、分スキャは、秒で反応をかすめ取っていくというより、割とローソク足が波を打ちながらでもどっちの方向にいく可能性が高いか、という読みの部分が大事になってきます。
それでも1分足や5分足が今後5分10分でどっちに行く可能性が高いのか、というレベルで見ますので、かなりのトレーダーにとっては手法として採用しないやり方に変わらず、世界情勢も関係ないですが。
特に1分足なんてイレギュラーの動きが多すぎてトレードの参考にできない、という声もけっこう聴きますからね…
でもやった感じ、個人的には1分足が滅茶苦茶な値動きになり過ぎると感じてはいません。
それ言ったら1時間足で『こうなるだろう』と思ってエントリーして、真逆に行く経験なんて、FXかじったことある方ならいくらでも経験あるんじゃないですか?
私は1分足よりさらに短い10秒足を見てやってますけど、それでもきちんとダウ理論とか当てはまる部分はあると感じています。
まとめ
利確損切りした時間によって結果的に秒スキャ分スキャに分かれるのではない。
トレード方法がそもそも全く違う。
秒スキャは、ローソク足1本の反応をかすめ取っていくイメージ。
分スキャは、ローソク足数本の波をイメージして今後の方向を読むイメージ。
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