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【研究計画書】「ギブ」を続けると「ギフト」ができるようになるのか?

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。

「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

2024年春、私は「新しい働き方LAB」の4期研究員になった。
「タダの箱庭」という指定企画で約6か月間実験をする。
これはその研究計画書である。

タダの箱庭プロジェクトについてはこちら。


◆実験の目的と背景

私は現在人生において、大半の時間、「ギブ&テイク」の世界にいると自覚している。

「ギブ」したのに対価を「テイク」できないと損をした気がして、口には出さなくても気持ちがモヤモヤすることがある。
「タダの箱庭」の本の53ページにある「ご飯を作ったんだから食器ぐらい片付けといてよね」という心境が自分にピタリと当てはまる。

人の役に立てて相手の喜ぶ顔を見たり感謝の言葉をもらったりしたら、それで気持ちが満たされることもある。
しかしこれも、お金や物ではないが「相手の喜ぶ顔」、「感謝の言葉」を対価として「テイク」しているからだと捉えている。

「タダの箱庭」の本には対価を求めない「ギフト」の世界で幸福感を得ている人たちが載っている。
その人たちの境地を体験してみたくなった。

◆活動の概要

私は、意識的に「テイク」の気持ちを排除して「ギブ」をするようにしたら、そのうち対価としての「テイク」を求めなくなって「ギフト」ができるようになり、自分の幸福度が上がるという仮説を立てた。
この仮説が合っているのか検証するため、実験を行う。

◆検証したいこと

「テイク」を期待せずにひたすら「ギブ」するように意識して行動したら、自然と「ギフト」ができるようになるのか。
また、自分の幸福度は上がるのか。

◆アウトプット・成果

  • 「ギブ」をしたと自覚したら、その内容と所感を記録する

  • 「ギフト」をしたと自覚したら、その内容と所感を記録する

  • 自分の幸福度を時系列でグラフ化する

  • 上記をまとめて毎月の「実験シェア会」で報告する

◆実験の測定方法

  • 「ギブ」をした回数を測定

  • 「ギフト」をした回数を測定

  • 自分の幸福度を時系列でグラフ化

◆スケジュール・進め方

実施期間:6月~11月

  • 06月:研究計画書提出

  • 07月:「ギブ」継続、実験シェア会参加

  • 08月:「ギブ」継続、実験シェア会参加

  • 09月:「ギブ」継続、中間報告書提出、実験シェア会参加

  • 10月:「ギブ」継続、実験シェア会参加

  • 11月:「ギブ」継続、実験結果報告

  • (12月:最終報告書提出)

◆その他詳細

今回のこの実験は、働き方を含めた生き方における実験である。
仕事の場においては、当面仕事に対する対価(お金)はこれまで通り求めるが、仕事相手とのコミュニケーションにおいて「ギブ」の精神を前面に出していく。
私生活においては、家族や友人に対して積極的に「ギブ」をする。

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