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素材造形1 スタイロフォーム加工1
スタイロフォームとは
主に住宅の断熱材として建材に使われる、合成脂素材である発泡プラスチックの一種で、原料はポリスチレン(PS)。
✕ポリスチレン(PS)を使った発泡プラスチック(発泡ポリスチレン)
・ビーズ法発泡ポリスチレン/EPS(発泡スチロール、PSの粒を発泡させたもの。)
・発泡ポリスチレンシート/PSP(食品トレーや容器カップ等の包装材。)
・#出発ポリスチレン/XPS(スタイロフォーム、鰹くて難燃性がある。
スタイロフォームの素材的特性
・軽量
・切削加しやすい
・荷車や衝撃には弱い
・耐水性に優れている
・浴剤で溶融する
・断熱性に優れている
・耐熱温が低い
・酸やアルカリに対しては安定
・装外線での劣化
![](https://assets.st-note.com/img/1716809711951-HodgnI509B.jpg?width=800)
今回はこれらのヤスリを使っていこうと思う。
1 ざっくり立方体に
まずはスタイロフォーム専用のカッターを使って辺90mmの正六面体を削り出していく。
![](https://assets.st-note.com/img/1717001359665-hhXHQiBIxS.jpg?width=800)
この時遅過ぎないように適度な速さで腕をスライドするのがポイント。更に後からヤスリがけするので93mm程度にカットしておく。
![](https://assets.st-note.com/img/1717001499837-j9Szlnyw7x.jpg?width=800)
切り出した立方体。まだ少し湾曲している面があるのでヤスリで削り平にしていく。
![](https://assets.st-note.com/img/1717001744117-r6ZKfRMPtp.jpg?width=800)
ヤスリがけした面。かなり綺麗に仕上がった。
2 曲面の加工
![](https://assets.st-note.com/img/1717001850601-91oudRTG61.jpg?width=800)
まずは台紙をカットし立方体に貼り付けてガイドを作成する。
![](https://assets.st-note.com/img/1717001958257-H5Um36HyvO.jpg?width=800)
ガイドに沿うように歯を入れていく。こちらもヤスリがけを考慮して少し台紙よりも大きめにカットする。
![](https://assets.st-note.com/img/1717002077523-1H0RA5lj7q.jpg?width=800)
ここからヤスリがけをしていく。
![](https://assets.st-note.com/img/1717002152375-ybkl7GnmA4.jpg?width=800)
まずは荒いものでおおまかに表面を慣らし凹凸をなくす。
![](https://assets.st-note.com/img/1717002221177-MDVCsJaNN3.jpg?width=800)
更にその後細かいものを使って表面を慣らしていく。切断していない面と同じぐらいまで磨き綺麗に整える。
![](https://assets.st-note.com/img/1717002395337-fBraTGS1UC.jpg?width=800)
ここまで綺麗に‼︎これにて完成。
反省
今回は他の人よりも短時間で綺麗にスタイロフォームを加工できたと思う。しかし荒いヤスリで削り過ぎてしまった面のくぼみが少し目立ってしまったので次回からは荒めのヤスリも丁寧にかけようと思う。
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