【後藤達也氏】『「利上げ」とは? そもそも経済解説#2 (2022/5/29)』を見てみた(その8)

FRBと市場との対話

FRBの情報発信

  • FRBはいろんな形でマーケットに情報発信をする

 ・講演
 ・記者会見
 ・議事要旨
 ・メディアのインタビュー

  • 今のインフレの認識だとか、今後の金融政策の運営の考え方とかを話していく

  • FRBの情報発信に対して市場は、株価とか国債金利で反応して、FRBにフィードバックされる

  • 市場の反応が新しいFRBのインプットとなり、またFRBは新たに情報を発信をしていく

FRBの情報発信以外の外部要因

  • FRBの情報発信以外にも、いろんな外部要因で市場は変化がする

 ・政府からの働きかけ
 ・インフレといった経済指標の変化
 ・ロシア情勢のような経済とはまた違う予期できないような変化
 ・コモデティマーケットの動き など

  • 日々の色々なニュースが入ってくる中で、FRBも情報を発信していく

 ・従来と変わらないスタンスを示すのか
 ・少し変更、修正を加えるのか など

  • FRBと市場の双方の対話の中で、認識をすり合わせていく

FRBの目標

  • FRBはインフレとか経済指標を見て政策判断する

  • FRBは物価安定、景気の安定を実現するために政策を行う

市場を驚かせたくない

  • 政策変更するときに、突然発表するとマーケットが驚いて、株価が乱高下する

  • 金利が乱高下することは避けたい

  • 株価の乱高下は、いろんな不確実性を増してしまい、悪い影響が及びかねない

  • 政策変更するのであれば、少しずつ地ならしをして、市場の反応を見ながら進めたい

まとめ

  • 経済上指標やロシア情勢等の材料だけではなく、FRBが市場とどんなコミュニケーションしてるか。が大事になる

  • そのため、パウエル議長や他の高官の発言が注目される