![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145326455/rectangle_large_type_2_01882c2712be78c2da3fb100d5ef6d3c.jpg?width=1200)
⭐︎郷土のおいしい味尽きず
東奥日報・明鏡欄への投稿記事(2024/6/26)
☆郷土のおいしい味尽きず
郷土料理の「貝焼きみそ」が大好きです。直径20㌢ほどの貝殻を鍋代わりに、フノリやノリなどの海藻とウニ、イカ、ホタテなどが入ると高級料理並みです。先日、久しぶりに浅虫温泉のホテルの朝食バイキングでおいしく頂きました。
◇ホタテ稚貝のみそ汁も大好きです。小さい頃、母が作ってくれた脂がのった寒ダラを使った「タラのじゃっぱ汁」も懐かしい料理です。義母が花見の時、蓬田村の漁港に水揚げされたトゲグリガニ、ホヤ、ナマコを届けてくれます。トゲグリガニは生きたまま。ホヤとミュウガの酢の物もおいしい。取れたてのナマコはコリコリした歯ごたえがたまりません。いずれも酒のさかなに最高です。
◇妹が作って届けてくれる「ニシンのしょうゆ漬け」も大好物。義弟が釣り好きで、一緒に釣り船でタイ、アイナメ、カレイ、ソイなどを釣りました。妹が作るタイめしは絶品です。アイナメ、カレイ、ソイは刺し身や焼いて食べます。
◇昨年夏の猛暑で海水温が上昇し、ホタテ稚貝のへい死が高率でした。ホタテは東京電力第1原発の処理水放出による中国の禁輸措置で打撃を受けています。地球温暖化や外交問題絡みで困難が続きますが、私たちにおいしい海の幸を届けてほしいと願っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?