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ほんとうのまなびを探る旅

はじめまして。東京@青山にあるニュースタイルの寺子屋塾『幸せな学力を創造する考学舍』で講師をしております。

さて、この塾、何が新しいかって?とそれは一言では語りつくせないので、またこれから少しずつお伝えしていきます。今回は、なぜ “ほんとうのまなびを探る旅”を始めたかというお話から。

私自身は、経済学部卒のマーケティング会社勤務という、もともと教育とは無縁の社会人人生を送ってきました。もちろんそれまでの仕事にやりがいがなかったわけではありません。が、無意味な消費活動の支援をしているようで、ボタンの掛け違えをしているような、そんな腑に落ちない毎日を送っていました。もっと未来のために自分の限りある人生の時間を費やしたい、もっと自然の営みに沿った生き方がしたいと考えていたところ、ひょんなことからこの『考学舍』という一風変わった塾で、“子どもたちのまなび”という現場に出会うことになったのです。

実際に教育の現場に身を置いてみると、子どもたちはどんな状況であれ、皆それぞれにまなぶ力を持っていることに驚かされました。生まれながらにまなびたいという欲求は確実に備わっているのです。ですが、残念なことに現在の多くの学校で行われている教育の一部は、そんなワクワクした子どもたちの目を曇らせてしまうものであることもまた事実として突き付けられました。

本来の自然の目のまま、キラキラと目を輝かせて「なになに?」「知りたい!」と主体的に自らの意思でまなぶ姿勢を持ち続けるにはどうしたらよいのだろう?そんな問いが今のわたしの最大の関心ごとです。

ほんとうだと実感できるまなびは人の数ほど存在するでしょう。時代の流れの中でその真実も変化していきます。脈々と流れる生命の営みにおける現代の教育役割がきっとあるはずです。世の中の動きに目を見開いて、私自身のものさしで “ほんものだ!”と言えるまなびを探求しながら人生を旅していきたいと思います。


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