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くわぉー#8

…意図は無いのですが、癌の診断が出るまでの紆余曲折を書いてたら、長くなってもーた( ̄▽ ̄;)。

癌、自己発見→受け止めるきれるまでの消化期間→やっと対外的行動→怪我でいったん休み?→平常心が戻ってようやく診断を聞く

で、今ここ。

めまいがあるにはあるけど、なんとか日常をこなすのに、めまいとの共存が見え始めた頃、そういや診てもらいに行ってたのに、結果聞いて無いや〜に気が付き、ようやくこの時点での最終診断を聞きに行った9月。
お彼岸も近かったように思うので、残暑厳しき折だと記憶する。

大学病院で久しぶりに乳腺科の担当医と顔を合わせる。

そこはかとなく無闇に医者オーラ満載の40代男性医師

おりゃ〜偉いんだよ。頭の良いんだよ。しょーがねーから、オメーみたいな出鱈目ババァでも診てやってんだよ。さっさと答えて、治療受けてりゃ良いだろ⁉️

とは、あくまでわたしの個人的印象。
ホントにそうかどうかはわかりません。ただ、わたしの頭の中ではいちいち偉そうな、押しの空気感を感じてました。
予約票をよく見たら、なんか役職付いてたぞ?

ともかく、しばらく来なかった理由の原因の説明と謝罪をして、ようやく診断結果を聞くところまで漕ぎ着ける。


乳がんのステージⅢのC。
なんとなくの予想はしてたけど、
なかなかにヘビーなけちろんに
内心ちょっと凹む。


それで…と医師に治療に取り掛かるのをもう翌週からと言われる。

ちょっと待て。
いきなり普通の3大治療を受けるとだれが言った‼️

初回、結論を聞いたあと
(いんやどうしたもんかな〜?)どうやって断ればいのだ?と思い悩み視線は下向き、ハンドタオルを握った手元をもちゃもちゃ動かしていると、医師の方から『まあ、ちょっと考える時間も必要でしょうからね。ご家族と相談してください』

お。やった!とりあえず1週間は延ばしたぜ。

…という具合になんとか返答引き延ばし作戦展開中!だったが、3回目の面談というか、今後の治療決定するかしないかを控えて気がついた。
どっちにしろ大学病院の治療は断るつもりなのに、何でそれを言えずに迷っているのだ?

おっと。まだわたしにも、衆人に『良い人』だと思われたい気持ちがあったのだ。

そんなもの、どうでも良いじゃない。
他人様から良い人、真っ当な人と思われようと、無かろうと。

この人、わたしの人生舞台の通行人Aさんに過ぎないんだから。

そうか、あの担当医に常識人、良い人と思われたままでなんとか退出しようとするから、答えられないんだった。


常識の無いアンポンタンが、真っ当な治療を拒否だなんて生意気やらかすなんざあ大した度胸だな⁉️

…って、担当医が思ったかどうかは知らないけれど、上記に気がついたら『ああ、先生が心配なさってくださっているのはわかります。でも抗がん剤治療も放射線も受けたく無いんです。』
『すみません、自分の命なんで、自分で決めさせてもらいます。』
『ご心配いただきまして、ありがとうございます。コレで失礼します』

と言って、診察室を出たのでした。

それが2022年の9月なんだよ〜ん。

で、次回やっと2022の3ヶ月と2023の話しへ

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