クリスマスの約束が2年ぶりに帰って来ました。
小田和正主催のクリスマスの約束が2年ぶりに帰って来ました。
昨年は長期のライブツアーがあったため十分な時間が取れず延期になってしまいました。
そのブランクを感じさせないほど会場内の雰囲気は盛り上がっていました。というのも根本要(スターダストレビュー)、スキマスイッチ、水野良樹(いきものがかり)、和田唱(TRICERATOPS)、KAN、清水翔太、JUJU、熊木杏里、矢井田瞳、松崎ナオという豪華ゲストが一堂に集結したからです。
オープニングは全員できよしこの夜を合唱。
美しいハーモニーで場内は一気にクリスマスムードに包まれました。
そうです、私達はこれを2年間ずっと待っていたのです!!
小田和正、根本要、スキマスイッチ、水野良樹から構成される委員会バンド。
確かな技術と強い絆で結ばれた彼らのハーモニーには思わず引き込まれました。
心の旅(チューリップ)、白い冬(ふきのとう)の往年の名曲2曲が披露されましたが、委員会バンドの手によって現代バージョンにすっかり生まれ変わっていました。
そして、オリジナル曲の演奏もありました。
水野を中心に曲作りが進められましたが、根本要いわく小田さんからは色々とダメ出しがあったんだとか。
曲のタイトルの発表は何と本番当日で「愛を何度も」に決定しました。
委員会バンドの裏話は毎回の楽しみの一つです。
次に出たアーティストどっかで見たことあるなと思ったらKANでした。
KANと言えば1990年にリリースされた「愛は勝つ」で有名です。
当初は「愛は勝つ」をやる予定はありませんでしたが、KAN単独で1コーラスだけ披露。
ところが予想以上に長くなったため小田さんが慌てて制止する(?)ハプニングが起こりました。
いやーなかなか見られない面白いハプニングでした。
松崎ナオはクリスマスの約束は今回が初出演でした。
松崎ナオの父親は小田さんのメジャーデビュー後最初に所属した事務所の社長を務めていたことが明かされ、これには会場内の誰もが驚いていました。
さらに母親がオフコースのファンであり、小田さんのリクエストで「誇れるのはただ」が披露されました。
今まで知らなかったアーティストでしたが、独特の世界観と力強い歌声は凄く印象に残りました。
小田和正&和田唱の映画音楽メドレーは圧巻でした。
「オー・プリティー・ウーマン」、「レットイットゴー」などあらゆる年代の曲が披露され、まるで音楽の時間旅行をしているような感覚に陥りました。
妥協知らずの二人のコラボは非常に見応えがあり、お客さんも巻き込むほどのエネルギーに満ちていました。
女性陣とのコラボもあり小田さん&JUJU&矢井田瞳&熊木杏里で「Will You Love Me Tomorow」、小田さん&矢井田瞳&熊木杏里で「今日もどこかで」が披露されました。
小田さんの歌声と女性陣の歌声がマッチし優しく寄り添っていました。
ラストは清水翔太でした。
初めて番組に招待されたのは2009年、当時20歳でデビューして1年しか経っていませんでした。
嬉しいという気持ちがあった半面、大きなプレッシャーがあったと振り返っています。
そんな彼が印象に残っている曲は「この日のこと」で、孤独や不安を感じた時にはこの曲を心の支えにしているとのこと。
今年で30歳になり立派な青年に成長した姿を見て、小田さん凄く嬉しそうな顔をしていましたね。
アーティスト同士の絆が強いのもこの番組の醍醐味だと思います。
クリスマスの約束が始まって今年で18年。
色々なドラマがありました。
途中打ち切りの危機もありました。
それらを乗り越えたからこそ今がある。
この番組からは何度も感動を頂きました。
後何年続くかは分からないけど、最後まで見届けたい。
そんな気持ちでいっぱいです。
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