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豊洲アクアスロン

 初心者にオープンウォーターを勧めたらいけないのか

実は死亡事故が起きた。カテゴリー1でスイムが500m(自分が出たのはカテゴリー2でスイム1000m)スタートして数百メートルで溺れてしまったらしい。ボートで引き揚げて直ちに救命措置を試したがそのまま息を引き取った。自分もスタート待機時に見ていたがウェットスーツは着ていなかった。ウェットスーツを着ていたらそのようなことはならなかったということもあっただろう。しかし、真夏のレースでウェットスーツを着るということは夏のランニングでウィンドブレーカーを着て走るようなものだ。エリートレースだと水温がある程度達したらウェットスーツは着用禁止である。したがってある程度の泳力をつけなければならない。しかし、トライアスロンになるとスイム初心者が多いので気温水温がどうてあろうとウェットスーツは着用を義務付けられる。水温が低ければともかく高いければ待機時間で大量の汗が出て泳いでいるときももちろんそれが出て脱水症状になりやすくなる。真夏の時期にレースをやると泳力がない選手にとってはウェットスーツを着ざるを得なくなるし、泳ぎ切ったとしても脱水症状になってしまうこともある。オープンウォーターだったらともかくランとバイクがあるトライアスロンだったら最悪脱水状態でレースをせざるを得なくなる。スイム初心者にはオープンウォーターだったらともかくトライアスロンとアクアスロンはお勧めできない。

スイムパート

自分はウェットスーツは着なかった。理由としては
・あまりにも暑すぎるから
・2000m以上は泳げるし、初心者のレベルではないから
ウェットで泳ぐのとは違う、下半身が沈むしなかなか進まない。しかも前方も確認しずらいしそれを着るのと着ないのとではこんなに違うのかと思ったぐらいだ。


1000mで22分もかかってしまった。ウェットスーツを着ていたら20分は切れていたが下半身が沈んで進まなかった。全体で60位ぐらいだった。


そしてランパート

ウェット着なかったので着替えは楽だったし、走り出したときは足取りが軽かった。初めの1キロは4分を切っていたが、あまりの暑さと日影がないコースということを考えたらこれは持たないなと思ってペースを落とした。それが正解だった。心拍数も180を達してしまってペースを落としざるをえなかった。中間地点に給水所があって30秒以上は止まった。水を飲んで頭をかけたりした。その地点でyoutuberを抜いた。4分30ペースで行って最後の1キロは上げることができた。ランパートに限れば11位だったが休憩をのぞいたら10位以内に入った。全体は19位だった。

コンディションが悪い中自分の力を出せたと思っています。トライアスロン上級者ならともかく中級者以下になると「スイムをとるかランをとるか」の二者択一になっていったと思う。結局ランをとった。何回もアクアスロンに出てランでことごとく失敗をしたが、今回はウェットスーツを着なかったことでプラスになった。最後にこのレースで命を落とした選手にご冥福をお祈り申し上げます。

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