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ぬいが我が家にやってきた。

【はじめに】
サブタイトルは
「概念が具現化したらこうなりました」
正直、照れくさいので誰の概念かは伏せたまま話を進めていきます。分かる人がわかって納得していただければ…(聞かれたらこっそり説明します)
でも、ハンドメイド話としても多少は楽しめる文章にしたい。さて、どうなることやら…

沖縄でのW杯をきっかけに色々ありつつバスケにはまったのですが(この話は追々)
SNSを眺めて気づいたことがひとつ。試合の感想や遠征記録はもちろんですが、想像以上に多かったのが写真、ファンアート、言葉を紡ぐ人。それからぬいやマスコットなどのハンドメイド…この界隈、予想以上にクリエイティブな人が多かった。
そんな中、Xのリポストで小遊三師匠のぬいを作ってぬい活を楽しんでるって記事を見たこともあって、自作ぬい面白そうだな、作ってみようかな…
と思って本を借りてはみたものの。ほぼ同じ時期にAkatsukiJAPAN公式ぬい発売のニュースを見て、迷った末に購入。ぬい面白そうはいいとして…なぁ、同じ人のぬい2体あってどうするんだ?!

…いらなくないけど、正直あれだ。

というわけで、ぬい計画は一旦白紙に。それでも、どこかに引っかかる物があったのか、図書館の蔵書検索で気になったぬいぐるみ関係の本を片っ端から借りては眺め借りては眺め。そんな時にたまたま目にした「すてきにハンドメイド」のテキスト。なんとも言えないふんにゃりした表情のコアラのぬいぐるみを見た時にひらめいた。


そうだ、この子にしよう…

ファンアートでよく見かけたコアラの絵。正直、何故彼の概念がコアラなのかよく分からない。むしろ自分が勝手にそう思ってるだけなのかもしれない。でも、愛くるしいコアラ姿(?)を見てるとそれでいいんじゃないかなって気がしてきた。それに可愛いは正義ってガッキー言ってたし。分かる人が分かってにんまりしてくれれば。

さて、作るぞと決心がついたまではいいけど問題が2つ。

・材料ちゃんと揃う?
生地違いで3パターンあったけど、どうせならボアがいいなと思い、早速職場近くの手芸店に。ただ、3月下旬って時期が悪かったのかグレーも白も在庫なし。でも、何故かふわふわのボアは諦めたくなかったのでネット通販を使ってみることに。写真と毛長何cmって説明だけで生地を選ぶ、ある意味ギャンブル。それでも、届いた生地は想像以上にもふもふふわふわで大満足。数日間、生地をただただもふもふしながら時間が過ぎましたとさ。いやいやいや、ちゃんと作れよ自分。
リボン→別のサイトで購入、材質も幅も色々あったので数色セレクト。手芸店なら量り売りもあるって気づくのはもう少し先の話。
目→刺繍だと両方均等にできる自信ないなぁ…と思ってたんですが、ぬいぐるみ用目玉なるものがあると知って手芸店で購入。

そして、それ以上の問題が

・ちゃんと完成できる?!

自称・熱しやすく冷めやすいタイプ、作りかけのままの物もあれば、道具を買ったけどそれで満足してしまったものもちらほら。SNSに進捗を載せてたのは、フォロワーさんの見てて楽しそうだったから6割、飽きっぽい自分を何とか繋ぎ止めたかった4割。

作り出したら結構楽しかった。ボアのふわふわと土台の境目が分かりにくかったり、パーツ切り出した後ボアの毛まみれになったり。油断してたら片耳なくなったりしたけど、少しずつ形になっていくのを見てると愛嬌も湧いてくる。(そして、作成中にも関わらずもふもふしたくなる。油断してるとまた耳がなくなる)

改めて制作工程。耳は最後に縫い付けるタイプでした。


リボンと靴を履かせて、と…

油断すると脱げるので色々大変だけどね…

できた。

靴は完全におまけだけど、どうせ概念なら分かる人が分かる色、自分にとっても大事な色をチョイス。ここから色とりどりのリボンを取っ替え引っ替えしたり、サテンリボン重ねて2トーンにしたりひとまず着地したのが見出しで使った写真です。両面だと上になる色のリボンは倍の長さ必要ってことは後で気付きました。おばか。でも、自分で作るとかわいさ割増、たまに外に連れ出してもふもふしてます。作って良かった…

そして、今。手元には

次に何ができるかは神のみぞ知る、なのです…続く。多分。

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