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第七十四話 Strike him dead The people roar(Kill the king/Rainbow)

ディープ・パープルのギタリストだったリッチー・ブラックモアが1975年に脱退して結成したバンド

HR/HMサウンドのバンドの代表格として後発のバンドに多大な影響を与え
1984年にディープ・パープルが再結成されたことによって活動を停止

ブラックモアが1993年にディープ・パープルを再び脱退して再始動させ
2024年現在に至るまで断続的に活動を行っている

レインボーの音楽の主な特徴は、
ブラックモアがディープ・パープル在籍中に培った『ブルースを基調としたハードロック』にバロック音楽の構成を融合させた様式美的スタイル

彼等は1980年代以降にみられるリフやメロディを主軸としたHR/HMサウンドの基礎を築き上げたとされている

初代ボーカリストで在籍中のオリジナル曲の殆ど全てをブラックモアと共作した
ロニー・ジェイムス・ディオは
後年「(レインボーは)ゴシックメタルの先駆者だった」
ここで出たボーカルの

『Ronnie James Dio』

大好きなフロントマンである
非常に張りのある中音域を特徴とする伸びのある声を持ち

時に演劇的ですらあるドラマチックな発声を行う

いわゆる様式美系ヘヴィメタルの教祖と言われてるほどの腕前である

ディオさんは
レインボー脱退後も
ブラックザバスのボーカルも務め
その後、自らのバンド

『DIO』

を結成している

レインボーの
3枚目のアルバム
『バビロンの城門』(Long Live Rock 'n' Roll)は、1978年に発表されたレインボーのアルバムの中の3曲目

『Kill the king』

コンセプトアルバムの様な
このアルバムはチャートで
7位(イギリス)9位(日本)89位(アメリカ)を獲得している

軽快な滑り出しに
ディオの歌声で一気に捲し立てる感じが
最高すぎる

最初から最後まで
ディオにしれやられた感が否めないが

名曲である
自分の中では
どうしても外せない曲の一つ

このレインボーのおかげで
その時代の
バンドの相関図が書ける程の知識を身につけたのは言うまでもない

ジョンリンターナー
歴代ボーカル達
グラハムボネット

リッチー 
パープル→レインボー→パープル
ディオ 
レインボー→ザバス→ディオ
パウエル 
マイケルシェンカー→エマーソン→ホワイトスネイク→サバス→イングヴェイ
グラハム 
マイケル・シェンカー→アルカトラス→イングヴェイ→スティーヴ・ヴァイ
ドン
オジー→ホワイトスネイク→ディープ・パープル
ロジャー
レインボー→ディープ・パープル
ターナー  
ソロ→チャック・バーギー→ディープ・パープル

など様々色々と入れ替わり立ち替わり
入ったり戻ったりしている

書かずにはいられなかったのが
本当の思いのところである

アイサレンダーの頃のこの曲も
捨てがたいがね

アイサレンダー ジョンリンターナーvo時代

治療不可

なんてベートーヴェンの第九だかんね
興味があったら聞いてみて
なんて事するんだと最初は
思ったけど今聞くとやっぱいいけどね

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