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Number the Stars

Number the Stars を読了しました。Audibleも利用。Lexile levelは670L、Grade は3-5,6-8向け。1990年にニューベリー賞を受賞した作品。作者はLois Lowryで、この著者は他にもThe Giverという本も書いている方です。有名な作家さんみたいです。

全体で140ページなので、厚さは薄めの本。今回は音源があるので、家事しながらヘッドフォンを使って聴くことができて、比較的に早く読み終わりました。Webで読めそうな本を探していた時に、「12歳までに読みたい名作」みたいな推薦リストに載っていたことから手にとった本です。地元図書館で借りて読み、息子に読ませても良いなと思って紙の本も購入しました。

ナチスドイツが占領していた時代のデンマークの物語。同じアパートメントに住むアナマリーとエレンは親友同士で、家族ぐるみの付き合いをしています。そんな中、ナチによるユダヤ人狩りがデンマークでもはじまってしまい、ユダヤ人のエレン一家が窮地に陥りますが、アナマリーの両親はエレン一家を助けるための行動に出ます。またその中で、たった10歳のアナマリーもエレン達を守るためにある勇気ある行動をとることになるのですが・・。

同じく10歳の我が息子には同じことができるでしょうか?いや無理そうだな。アナマリーは、大人相手によく頑張った。偉い。あとアナマリーのお姉さんとそのフィアンセも。

恥ずかしながら、デンマークがナチスドイツに占領されていた史実も理解していませんでした。うすぼんやりドイツがヨーロッパの国々を次々と攻めていったという事くらいしか理解していなかったので。占領されたデンマーク人の誇りや戦いには今まで一度も思いを馳せたことがありませんでした。デンマーク人は気骨のある国民性を持っていたのですね。これらの事実について、アメリカで英語読書しようと思わなければ気が付かないままだったのでしょうね。うーむ。

英語の表現としては、アナマリーの妹のキルスティの行動を描写した部分の動詞表現がよくわからずそこで辞書を引いたことが多かった。同じLexile levelでも本によって知らない語彙の数は結構まちまちです。昔に書かれた本ほど知らない言葉が多いように感じます。もっと沢山読んでいきたいなあ。

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