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教育(子育て、社員教育)の第一歩は家訓を示すこと

今年の4月から娘が「花まる学習会」に通っていますが、定期的に親向けのセミナーなどがあり、
今日は、高濱正伸代表の講演会(男性限定)があり、参加してきました。

テーマは、
父親だからできること」~わが子の幸せのためにお父さんができることは~

子育ての本は何冊かは読んだり、致知などを通じて親としてあり方などは、何となく考えてはいましたが、高濱代表の話を聞いて、改めて軸がハッキリしました。

まずは「我が家の家訓」を作ることに決めて、家に帰ってから、早速、書き出して壁に貼ってみました! 

家訓
・早起き
・朝のあいさつ 人より先に
・はきものを揃える
・小さなことにも『ありがとう』
・すぐに片付ける
・読書の習慣(動画より前に本)

これまで、
習慣化(行動習慣、思考習慣、感情習慣)
・目標設定&日記
・当たり前のことを当たり前のように徹底する(凡事徹底
100人中で1位になれる強みを3つ組み合わせる
言葉によって、自分をしつけする
といったことを学んで生きてきましたが、講演を聞いて、これらのことは普遍性があり、子ども時代から大事なんだなと認識できたので、子育てに活かしていこうと思います。

今日の話を備忘録的に記載していますが、
これは子育てだけの話ではなく、会社における教育論にも通じる内容で、仕事でも存分に活かしていけそうです。

以下、備忘も兼ねて、学びや気づきのメモです。

現代の教育システムや環境は「働けない人」を量産している。
目を見ない、元気がない、声が小さい、挨拶をしないなど当たり前のことができていない。
できていなくても、「個性」や「多様性」という言葉でで許されてしまっている
個性の前に、当たり前のことができる「基盤」が必須。

大事なのは、「しつけ」と「教育方針」を親ですり合わせをして、家訓を決めること。

ここじゃないけど、どこかに行きたい人」で溢れている。まわりがこう言うから、自分もそうした方が良いという思い込み。他人のモノサシで生きて、自分の心が置き去りになっていないか?
自分の心がワクワクするのか? 心が動いているのか? 何を大切に生きるのか?をベースにした
方がいい。自分の心を見るには「日記」や「作文」の習慣が効果的
日記で、自分の気持ちを直視する。マイナスの感情、卑しい気持ちなどに触れることも大事。

大人の不幸の4大要素。 
①人目 ②比較 ③やらされ感 ④コンプレックス

教育で大事なのは、3階層で分けて考えること。
①自己肯定感 ②基盤力(計算、文字、規範など) ③強み(好きなことしか伸びない)
好きなことばかりやっても、基盤がないと崩れる。基盤を作るには「習慣化」が大事。毎日、10分でも良いので、続ける習慣を身につける。
計算や文字を習うのに、理屈は必要なく、「何でじゃない、いいから、やりなさい!」で指導。
強みになるのは、知識といった「知力」だけでなく、「体力」「人間性」「専門性・オタク」
強みは、できれば3本以上の柱があるとgood。

自己肯定感を育むには、「愛」と「強い心」と「しつけ」
今の日本の弱さは、優しく育てて、綺麗ごとばかりで、理不尽なこと・つらいこと・世の中いいことばかりじゃないといったことを「除菌」してしまっている。

子育てにおいては、時間軸で切り替えが必要。
4歳~9歳くらいの「幼児期」においては、「愛・しつけ・没頭」がキーワード。
しつけについては、家族で家訓を決めるのが良い。正解はないので、親が決めて言いきればいい。
これまでの統計で、一番効果的なのは「早起き」
11歳~18歳頃の「思春期」は、子離れできるかどうか。親の言うことを、だんだんと聞かなくなるので、親以外の師匠を見つけられるかどうか。

講演会は90分間でしたが、高濱代表のエネルギー量が凄まじく、あっという間に終わってしまいました。かっこいい大人で、親としても、ビジネスパーソンとしても、日本人としても、ロールモデルになる存在になったので、今後も定期的に追っかけてみようと思います。

子ども達が大人を見た時に、「働くって素晴らしいことなんだな」「大人ってかっこいいな」と思ってもらえるような働きかけを、これからも邁進していこうと思った一日でした。

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