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ヨーロッパの歴史ー2

命かけて書いてます。今日もお読みくださると嬉しいです。

はい、ヨーロッパですね、こちら。


見やすい〜この地図は紀元前400〜300年ごろです。

ペルシア戦争の相手がヨーロッパ軍だった、という、1行で終わる内容を、前回、書きました。はい。で、ヨーロッパのうちのアテネとスパルタという二つの都市国家がすごく強くておおきかったよーというところまでかいたけれど、盛者必衰。どちらの国もだんだん滅んで行きます。なぜか。


時には争いをやめて同盟を結んでいた時期もありましたがそう、国々は争っていました。自分たちの富という視点から、争っていたのです。


ここにね、わたし、ヒントがあると思っています。


なぜ、これまでに文明が栄えた国が滅びていったのか。それぞれが都市国家として立派にやっていたんです。時には争いをやめて国家同士で同盟を結んだりしていたにも関わらず、同盟は無視されたり同盟国でプールした富は誰かに使い込まれたりして、結局のところそれぞれの国が争って「自分たちの国が一番だー!」と言いたかった。そうしているうちにすべての国が滅びてしまった。


どうでしょう、この流れから学ぶことありそうですか?これって兵法の話じゃないですよね?当時「重装歩兵」という兵法ですごいたくさんの人が死んで、一方この兵法を考えた人すごいってことでかなり広まりました。ローマでも使われていたのです。統一するには相手を殺すしかないの?そしてそんな兵法を使いこなせる人たちも結局国を守ることができなかったんだよ?


※重装歩兵

盾をつなげて間から槍を突き出して全員で敵を挟み撃ちにする兵法。ファランクス。


上のような形で四方から敵に詰め寄る。おそろしい・・・まあ、横や後ろから来ちゃうと一気に崩れちゃうんですがね。



ちょっと、哲学の話になりますが、アテネやスパルタの時代、多くの文明とともに、有名な哲学者がたくさんうまれました。哲学者は歴史にすごく詳しかったです。

・ソクラテス

・プラトン

・アリストテレス

こんな名前の哲学者を覚えた記憶はありませんでしょうか?実はアレクサンドロス大王の家庭教師をしていたのがアリストテレスでした。


というわけで歴史を進めて、アレクサンドロスの時代へと参ります。地図の左上に小さい薄茶色の国ありますね、そこが、マケドニアというところです。アテネ、スパルタに代表される都市国家が滅びの道を辿るとき、勢力を伸ばしたのがこのマケドニア。

そこに、紀元前356年、一人の男の子が生まれます。名前をアレクサンドロスと言いました。

紀元前336年、新しくマケドニアの王が誕生します。娘の結婚式中、可愛がっていた部下にフィリッポス2世が暗殺され、当時二十歳だった彼の息子が大王アレクサンドロス3世として即位しました。父フィリッポス2世がやり残した、ペルシア遠征を始めます。

この方がアレクサンドロス大王。


この時、アレクサンドロス大王は一人の哲学者に会います。ディオゲネス。下の白黒の絵のように、路上で樽で生活していたらしい。今で言う、、、えーと、、、ホームレス、、、笑い泣き

が、彼にはちゃんとホームがあって、本の題名になっているけれど「世界市民」だったんですね。どこに住んでいようが、自分は世界というホームの一員だということではないかと(これはわたしの予想ですが)。


実際の果てしない領土を求めたアレクサンドロス大王に対して、すでに世界市民のディオゲネスにはそもそも国も国境もない。果てのない世界を求めるのは同じだけれども二人はやり方が違いました。

ディオゲネスとはどんな哲学者だったのだろう。本があるのでいつか読んでみたいです。


あー。


もう少し書きたいけど、やーめたっ

アレクサンドロス大王とディオゲネスについて、考えてみましょうよ。あーこれも、オンライン歴史教室で話し合うテーマにしたい。ていうか、するぞー!


二人は求めているものは同じ、だけどやり方が違った。

(まあそもそも同じなのかという疑問はありますが)

かたや裸で樽の中、かたや全身武装。

それだけじゃないけど、、

けどここには大きな差がありますよね。


ね、リーダー。そう思いませんか?


すこし手を止めて、頭を休めて、内省してみてくださいな。正しい答えはないと思います。それでも少し時間をとって自分で考えてみることで、リーダーとしてのあり方に何か大きなヒントをくれるんじゃないかなと思うんです。


今日は余韻を残して、終わりまーす。続く。

『歴史から平和が実る』という合言葉をもとにブログを続けています。ご自身のリーダーとしての未来を考えるきっかけが見つかりますように。 このブログでのリーダーの定義は「人生を、自分自身が舵をとって進もうとするすべての人のこと」お役に立てましたら、投げ銭応援お願いします。