FP(ファイナンシャルプランナー)3級を攻略する
ファイナンシャルプランナーってかっこいいですよね、響きが。
お金について勉強してみたかったのとフレーズがかっこいい!という実に安直な理由で受験を決意しました。身の回りに普段から付いて回る「お金」…普段付き合っているものだからこそ学ぶべきだと思いますが、なかなか学ぶ機会がないのも事実。
私のようなケチ人間が勉強すれば、多少実りのあるケチになれるはず!(?)
それも動機のひとつ。下調べをして、勉強。
おかげさまで一発合格できました。
その時のことをご紹介しようと思います。
どこで受験するか(2つの団体の違い)
さて、このファイナンシャルプランナー試験(略称:FP試験)は2つの団体が開催しています。どこの団体で受けても互換性があるので変わりはありません。
大きな違いは…
実技試験が違う、ということ。
日本ファイナンシャルプランナーズ協会(以下:FP協会)で出題される実技試験の科目は「資産設計提案業務」のみ。
対して、金融財政事情研究会(以下:きんざい)で出題される実技試験の科目は「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」から選択するかたちになります。
学科試験と実技試験(どちらもマークシート式なので2つとも実質学科です)、どちらも合格点を取った「完全合格」にならないと資格取得できないのは共通しています。どちらを選ぶのかはお好みで問題ありません。
私は前者、FP協会を選びました。
受験資格のカベ
<2級の受験資格>次のいずれかに該当していればOKです。
①日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
②3級FP技能検定の合格者
③FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
④厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
既にそれ関連のお仕事や研修、金融渉外技能審査に合格していれば別ですが、「まず3級に合格していないと受験資格が与えられない」のです。
それに対して、
<3級の受験資格>
FP業務に従事している者または従事しようとしている者
これだけ。あってないようなものです。
ではなぜ?ユーキャンなどの通信講座経由ではいきなり2級が受験できるのか…
それはその通信講座が協会の認定講座になっているから。これを経由することで受験資格の①が満たされるからOK!ってことみたいです。
ただ…個人受験で地道に3級からトライするほうが遥かに安いです。通信講座は認定されていることもあって質の高さは保証されていますし、添削とかのフォロー体制もバッチリですが、比較するとメッチャ高いです。
なので私のような方は地道に3級からやっていきましょう。
リンクは時間のある時に更新予定ですが、法規の変更が結構ありますので対策は最新版で挑みましょう!更新前と更新後では答えが違う…!そんなことが十分ありますのでそこだけは要注意!
ベースのテキスト
ナツメ社 史上最強のFP3級テキスト
漢検準1級攻略方法の記事を読んでくださった方には見たことのあるカバーとデザイン…そう!あの史上最強シリーズです!
漢検での成功体験に味をしめ、私は再度頼ることにしました。
投資をかじっているとはいえ、FPの知識は少なかったのでテキストも購入!
これだけでも?な問題集
同じくナツメ社さん 史上最強のFP3級問題集
史上最強、といわれるだけあってほぼマスターできてしまう頼れる相棒。
問題集なのに、なぜこれだけで大丈夫なのか?
模擬の本試験型があるだけでなく、問題ページも要点をまとめた解説から入っていて、問題も多い。
そして付録を見ると出る確率の多い項目の要点がズラッと…スピード勝負で挑みたい方にはオールマイティな1冊です。
基礎を学ぶ、という点があるのでテキスト&問題集の併用をおススメ。後者の問題集だけでもなんとかなるかな~?と思いましたが、私が3級を受験したときは2冊とも購入して臨んでいます。
攻略方法
2級攻略方法でも全く同じことを書いてます。
基本は備え付けの赤シートで解きまくる!4~5周はしました。
間違えたらその項目をノートに書き残す。その繰り返し。
ノートに書いてあるものは自分が理解しきれていないことが凝縮されているのでノートを見直しつつ、問題を解く。
ノートに書き残すことに労力が必要なので、正直効率が良いとは言えませんが、自らのミスをまとめた要点がいつでも確認できるのは大きいです。
2級も3級も同じ試験には変わりないので勉強法といっても変わりません。暗記が大半、少しの計算といった感じですので頭に叩き込めればOK!
この勢いで
何回も述べたように「3級と2級は差がない」のは調べると結構出てきます。
だいたい級によって差があるものですが、ここまで「差がない」と言われる試験も珍しいと思います。なので合格されたらその勢いで2級受験もおすすめします!
差がなくても一般的に2級のほうが優れて見られますので…
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