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12月5日は #アルバムの日

今日、12月5日はアルバムの日。

そんな日に、ニノが #浅田家 ! ヨコハマ映画祭で主演男優賞を受賞というニュース。嬉しいなあ。おめでとう!

浅田くんとニノ、そして中野量太監督らのおかげで、アルバムや写真プリントの大切さが多くの人の胸に届いた2020年。あらためて感謝しかない。

実は、このアルバムの日は、2010年にアルバムメーカーのナカバヤシさんを巻き込んで制定した記念日で、当時開催していたアルバムエキスポというイベントで大々的に発表した。

浅田くんと梅佳代ちゃんの二人が、アルバムの日制定記念のくす玉を割ってくれたのが懐かしい。

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なぜ12月5日がアルバムの日となったのか、その理由は以下のごとし。
5年前に書いたnoteから少しリライトして抜粋してみる。

✳︎

いつかやらなきゃとは思ってるんだけど……」
そんな言葉とともに後回しにされ続ける、写真整理やアルバムづくり。
じゃあ「いつか」「いつか」って言ってる、その「いつか5日」がやって来ましたよ。って、ダジャレ精神いっぱいで思いついた「アルバムの日」。

ただ、「毎月5日はアルバムの日」なんていうと、「5の付く日はポイント5倍」的なイオンぽさが出ちゃうし、やっぱり一年の締めくくりに写真をまとめたいというのが自然な気持ちだからと年に一回、12月5日にしようということに。しかしながら、一応写真業界のみなさんに意見を伺っておこうと、当時、富士フイルムさんやカメラのキタムラさんなど、業界のいろんな人たちに相談しまくった結果、全員に「12月はやめておいた方がいい」って言われたのを思い出す。もちろんみなさん、意地悪で言ってるんじゃなく、本当に親身になって考えてくださったうえで「年賀状商戦で写真屋さんにとっては繁忙期だから、そこは避けた方がいい」というのが理由だった。でもそれを聞いて僕は「ですよね〜」とか言いながら、ますます12月5日で決まりだな、と確信した。

僕は別にメーカーさんでも小売店さんでもないから、そういう販売側の都合を考える必要はないと思った。梅雨時期に式を挙げさせるジューンブライドも、2月の消費落ち込み時期に展開するバレンタインも、おそらくきっとハロウィンも。みんな消費させることの思惑から動いている。だからこの「アルバムの日」は、そういう消費を煽ることが見てとれるような記念日にはしたくなかった(ポッキーの日とかは潔くて嫌いじゃないけど)。ならばメーカーさんたちに反対されても、いや、かえって反対されるくらい、生活者の実感から生まれた記念日にしたかった。

おかげさまで少しずつ認知もされてきているけど、また何か大きな動きを作らなきゃなあと思っているところで、今年は映画『浅田家!』の公開。そしてよき日にニノが主演男優賞なんて最高だなあ。

そしてそろそろ本気で紙の本にしなきゃなあと思うデジタルブックを今年もお届け。もうすぐクリスマス(これこそスーパー消費煽りDAY!)。ぜひぜひ読んでみてください。

なぜかpubooが勝手に有料設定されてしまっているので、無料で読めるように。以下にpdfアップし直しました。今年もたくさんの人に読まれますように。「アルバムサンタ」。

↓↓↓↓↓↓↓↓

http://parkediting.heteml.net/album/albumsanta.pdf


『アルバムサンタ』読んでくれました?
僕、自分でつくっておいて、毎年泣いてます。それもこれも寺田マユミさんの絵のチカラですね。ほんと素晴らしい。

さてここから定期購読のみなさんに、これまた僕が10年前に書いた、とっておきのアルバム整理術の話を公開します。タイトルは『とっておきの一冊をつくる』。いやほんとこれに尽きると思うんだよなあ。

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