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太鼓の達人、"イップス""ジストニア"についての、僕の体験談(自分語り)

まずはノートを閲覧していただき、ありがとうございます。
このノートでは、太鼓の達人におけるイップスや、ジストニアの実体験を記載していきます。(おおよそ自分語りになると思います)
苦手な方は、ブラウザバックをお願いします。
※初のnote執筆にあたり、誤字脱字等頻出すると思いますが、ご容赦ください。

まずは簡単に、自己紹介をさせていただきます。
SN:しらむ〜 と申します。
今までの実績といたしましては、
・山梨県 歴代初達人
・グリーン~2021赤達人(21達人可1).2023赤達人
・全良1400譜面↑
・2022年3月における未全良10譜面(個人差A+以下制覇)
・憎悪と醜悪の花束裏 3連続全良
おそらくこの辺りになると思います。

・左手が不調になる直前の話

まず、こちらの話から進めさせていただきます。
ニジイロ2021後期までは地元である山梨県のゲームセンターでプレイしていました。
2021の段位を詰めている過程で、誤反応と思われるミスが頻発し、最初は立ち方や手元を矯正しようと練習を重ねました。
ホーム台の右縁と左縁の範囲が若干違う(?)こともあり、最初はメンテナンスのせいだと思っていましたが、立ち方や手元を変えてもミスが頻発し少し疑念を持ち始めました(ここではまだジストニア、イップスに関する知見は0に等しかったので、疲れなどを疑っていました)
2021verの3月から東京に引越して、新たなホーム台で憎悪と醜悪の花束3連続全良や21達人可1等の記録を出し、おそらく山梨のホーム台のメンテナンスの影響が強かったのだろう、と結論付けた所で一旦気持ち的には楽になりました。
この時点で未全良は10譜面、そのうち3曲を除いてほとんどの譜面で可1桁が出ており、制覇までもう噛み合い待ちに近い状況にありました。

ここからが地獄の始まりでした。

・左手が固まるようになった話

未全良の一つである彁(裏)を詰めている過程で、それは起こりました。
・中盤にあるdddkkkdの配置で、なぜか不可が頻発してしまう。
・いつもは当たり前に振れていたdk処理やkd処理が逆手のみ甘くなる。
原因を探ろうと動画を撮ると、左手があまりにも縁と面の境を叩きすぎていたり、力み過ぎて固まってしまったりしていたので、そこに着目し、前述の通り改善を試みましたが一切改善されませんでした。
それどころか、悪化の一途を辿り、彁裏の最初の通過すらできなくなってしまいました。
続行は不可能。残っているのもロール処理譜面や物量譜面が多かったので、未全良が減ることはありませんでした。
それから1ヶ月ほど、基礎を見直そうと幽玄ノ乱やポセイドン、憎悪と醜悪の花束をプレイしましたが、回数を重ねれば重ねるほど状態は悪化し、どんどん左手が制御できない状態に。
7連符以上の音符をまともに叩くことが出来なくなり、今まで1発全良を出すことができた譜面に一切歯が立たなくなり、遂には幽玄ノ乱の95連を通すことができなくなりました。
周りからのアドバイスを経て、1度太鼓の達人から離れることを決意しました。
おそらく2022verの6月だったと思います。
悔しい気持ちでいっぱいでした。

・復帰~2023ver

2ヶ月ほど太鼓から離れ、友人からの勧めでSOUND VOLTEXというゲームをプレイしていました。
完全なる音ゲー中毒者なので、その間に音ゲー以外で楽しめることを探すことが難しく、逃げるようにプレイしていました。
2022ver8月頃にSUPERNOVA表が追加され、そろそろ出来るだろうと思い久々に太鼓の筐体の前に立ちました。
しかし、そんな甘いものではありませんでした。
まずプレイ前の空打ちの時点で、ありえないほどの違和感を感じました。
叩き方が分からない。そして、左手の手首から肘にかけて、針金を入れられているようなギクシャクした感覚。
初めての事だったので戸惑いましたが、そのまま続行、プレイに挑みます。
なんと、ddkkddkkdの配置が安定して叩けなくなっていました。
ロール処理だけでなく、通常の、それもテンプレ配置が一切安定しない。全てをロール処理で叩いているような安定感のなさ。どうしようもなく、打ちひしがれました。
ここからはトントン拍子でできなくなっていきました。
段位道場2022が開始。SUPERNOVA(裏)の長複合が接続できない。そして勇者は眠りにつく(裏)のdd kのフレーズの時点で腕が固まる。得意なはずの狂瀾怒濤(裏)のラスト、ロール処理の箇所の勝率が10%以下。
結果、2022は玄人で終了しました。
あまりのショックで、もう太鼓をしないと決め、カードも手放しバチもない状態で、暫くはパチンコと酒に明け暮れました。
今でも悔しいです。

その後、段位道場2023(十段)までが登場し、今の身内の影響もありせめて全良はしておこうと再びバチを鞄に入れゲームセンターへ向かいました。
Re:End of a Dream(裏)に挑戦するも、全良までに脅威の98回。ヘイラ(裏)ですら60回かかり、改めてもう制覇は現実的じゃないと自覚しました。

・今の症状


手首から肘にかけての違和感は未だ残ったまま、挙句の果てには太鼓をやっていない時ですら左手を振ると肘に強い振動を感じます。
前腕に力を入れようとしても、肘が硬直してしまい、5連符以上の配置は全て運に頼るしかありません。
ある種"癖"のようなもので、音ゲーの配置に癖がつく、というより、動きそのものに癖がついている感じです。
33回以上全良した憎悪と醜悪の花束(裏)も、160回以上全良した太鼓ドラムモンスター(裏)も、180回以上全良した続・〆ドレー2000も、100回以上プレイしていますが1度も再全良を出すことは出来ませんでした。
そのくせプレイする度に"癖"は酷くなり、変えれば変えるほど自分の手元が分からなくなり、新しく考えた手元もその日限りの諸刃の剣でしかなく、別日にゲームセンターに行くとその手元は使えなくなる。
使えるカードを切って記録を出している感じです。ある種自転車操業のような感じで、どうにかしています。
未だに太鼓の達人をやりたい気持ちは強く、中毒者なのでこの人生における本当に楽しいと思えるものが太鼓の達人しかありません(身内にも多々言われます…)
何か一つでも対処法が見つかれば、すぐさま現役復帰したいですが、このままだと歳を重ねて満足なプレイができなくなることを想像したりすると、ちょっと落ち込みますね。
おそらく次のノートで、2023達人に受かった時や、そのために研究した手元、力の入れ方、脱力について執筆することとなると思います。良ければそちらも閲覧していただけると幸いです。

今日はこの辺で。こんな自分語りを長々見ていただき、本当にありがとうございました。

誰か、助けてくれ……


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