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ヴァルキリアスは下位互換じゃないもん!

はい、タイトル通りです。
度々《超竜ヴァルキリアス》でADのマスターを目指すという奇行に走る僕が《勝利宣言 鬼丸「覇」》の実装に伴い、《ヴァルキリアス》にはオンリーワンな魅力があることを力説します。

では比較対象のご紹介。

《超天星バルガライゾウ》

スマホにデータを共有しようとしてた時に出てしまった一枚

《エンペラー・キリコ》より一足早く実装された《サファイア》射出ドラゴン。
数多くの「連ドラー」※の期待を背負いリリースされた彼だが、その実態は絶望の蓋デッキ。
当時スタン落ちしていなかった《フェアリー・ギフト》や《龍仙ロマネスク》などと共に《光神龍スペル・デル・フィン》といった超巨大ドラゴンを並べ環境の遅いデッキを食い散らかしていった…
              ※「パズドラー」的な

何のポーズ?

《母なる大地》

刃に罪を擦り付けたとされる

「伝説のカード」として一躍脚光を浴びた一枚。
このカードの強さは触れるゾーンの多さ。自分のマナゾーンからクリーチャーを出しアドバンテージを得てもいいし、相手のバトルゾーンのサイキック・クリーチャーを消しながらランデスするなどといった芸当も可能にしてしまう、文字通りの無限の可能性を秘めるカードである。

こんな化け物たちに《ヴァルキリアス》が劣っていないなんてことがあるだろうか。

《バルガライゾウ》には
「複数の超巨大ドラゴンを」「マナを用意するだけで」並べられるという強みがあり、
《母なる大地》は、「ドラゴンに限らないクリーチャーを」「生贄一体で呼べる」「7コストの」「Sトリガー」
という強みの塊である。

しかし。
我らが《ヴァルキリアス》は、
・進化元を用意した上で
・多めのマナを要求し
・マナを一枚減らして
・「探索」して
・一体だけ出す

と、明らかに弱そうな点しかないように見える。

テキスト短っ!

確かに《ヴァルキリアス》はDMPP-6「超神皇爆誕」の出身。マナ探索というロストテクノロジーを抱えた古株だ。
でも、それでも…
僕はこいつの可能性を信じたんだ!

《ヴァルキリアス》と《バルガライゾウ》

《バルガライゾウ》には、明確な弱点が一つある。

踏み倒しが「メテオバーン」によって行われるために、まず最初に《ライゾウ》のTブレイクをしなければならないという点だ。

「呼んだ?」

帰れ。

そもそもライゾウは所詮「捲り」。ドラゴンを出すのにも、Tブレイクをキャンセルするにもプレイヤーの運が絡む…
でも《ヴァルキリアス》は違う。
《ヴァルキリアス》はその全ての効果を探索と言えども公開領域内で済ませ、そして相手のSトリガーなどの不確定要素を含まない。
つまりだ。
超大型ドラゴンの代表である《サファイア》の盾焼却、これから実装される《覇》のアタックトリガーを確実に発動することができる!

で、でも《ライゾウ》と違って《ヴァルキリアス》には
進化元が必要なんじゃ…

心配ご無用。

「未来へ繋ぐ!」
「私に任せろ!」

ご覧の通り、現在のデュエプレには「実質0コストのドラゴン」と「5コストでブーストしながら出てくる《フレイムバーン・ドラゴン》」がいる。

「誰が覚えてるんだよ俺のこと」
「再録されてたし案外覚えてもらえてるかもよ?」

もはや進化元の用意になど困らない。
さらに超次元ホールを採用することで探索が濁ることもなくなった…。

むしろマナブーストを急ぎヒット率を上げるためににデッキの中身をドラゴンで固めねばならない《ライゾウ》との差別化は決定的だ。

下位互換なんかじゃないッ!

《ヴァルキリアス》と《母なる大地》

「老いぼれの貴方達と一緒にしないでくださらない?」

最新カードの余裕は違うなぁ…
・盤面にクリーチャーがいなければ使えない
・マナゾーンから非進化の踏み倒し

という2点が共通しているようで、《ヴァルキリアス》の方はどちらもドラゴン限定。
しかも《大地》は1コスト軽い7コスト、Sトリガーもついている。

「約2年のインフレの差は埋められないのか…?」

そう思ったときだった。

「魔力を断ってやろう…」

《ヴァルキリアス》が《スペル・デル・フィン》を呼び出して《大地》を黙らせてしまった。

「そうか…どれだけ優秀でも、《大地》は呪文。」

封じられたら撃てないし、シールドをブレイクすることもクリーチャーを殴り返すこともダイレクトアタックをすることもできない。
違いは既に分かりきっていた。

《ヴァルキリアス》には13000Tブレイカーという
《聖隷王ガガ・アルカディアス》をも超える立派なボディーがある。

実は《サンバースト・NEX》でも倒せない

しかし《大地》にはそれがない。断言するには十分だろう…

下位互換なんかじゃないッ!

これからお世話になります。よろです

現実、《大地》から《覇》を踏み倒して殴ってもSトリガーで返されてトドメを刺しきれないことは起こるだろう。しかも紙と違ってEXターン中のEXターン取得が封じられたことにより《覇》を連打しているだけでは勝てない。
しかし更地からでも《覇》と《ヴァルキリアス》でターン中の殴り切りを仕掛けながら突っ込むのであれば決めきれる確率は大きく上がるだろう。
《ヴァルキリアス》の時代はすぐそこにあるのかも…

最後に

《ヴァルキリアス》は素晴らしいカードだ。
でも不満な点が1つある。

なんで探索ついてんの…

E2には皆さんご存知《メンデルスゾーン》というブースト呪文が登場する。運が良ければ2コストの
《龍の呼び声》になるアレ。
また今弾には《無双竜鬼ミツルギブースト》というドラゴン強化のカードがあるのだが、

探索のせいで使えないんです…。

いつまで探索してるの、クトゥルフ神話TRPGじゃないんだからさ…。
お願いします。
運営さん、探索を消してくれないでしょうか。
そんな淡い期待を込めてこのnoteを締めたいと思います。

関連デッキ

「爆竜覚醒録」仕様。ほとんどリース超次元
「希望の王女」(レジェプレ)仕様。
星竜王とのハイブリッド

どちらもマスター到達の思い出深いデッキ。
来期は最終でも目指してみようかな…なんてね。

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