感情をアウトソーシングするということ

ここ数年ほど感じていることについてつらつらと書き連ねます。

僕は昔から決して諦めがつきやすいタイプではなかったのですが、悲しい出来事が起こる度に一通り悲しみ終えたところで「あぁ、そうか。もう仕方ないんだな。」と納得することを繰り返していました。

その結果、何事に対してもすぐに諦められて納得できてしまい、「自分って冷めた人間だな。」と俯瞰的な自己評価を行うように次第になっていました。

だから、BenjaminJasmineの推しメンの喜多見思叶ちゃん(愛称: こちゃ)が今年の11月末の卒業公演をもって卒業すると知った時も、驚きつつもやはり悲しみにくれることはありませんでした。

なぜなら、2021年とはこの子にとって本当に色々な意味を持つ1年だということを知っているからです。メンバー3人の卒業公演、体調不良による1ヶ月半の活動休止期間、大学受験を間近に控えた高校三年生...。

そのため、明確な覚悟など無くとも卒業のお知らせを「まぁそうなるよね」と受け止めることができました。できてしまいました。あるいは、復帰以降1回しか会いに行っていなかった後ろめたさから、こんな自分に悲しむ権利はないと思っていたからかもしれません。

推しメンの卒業は悲しいけれど悲しみ切ることができない状態でしたが、そんな時に見ていたのがナナランドの峰島こまきちゃんのSHOWROOM配信です。

最近初めましてしたばかりだしなと軽い気持ちで見ていたのですが、配信内では「こちゃがいなくなるのが寂しい」「さよならが多くて寂しい」と泣き出すシーンがありました。

確かに、4月にベンジャスの3人が卒業して11月のこちゃの卒業も発表され、来年1月にはナナランドのメンバーも1人が卒業するなど、彼女の周りから人がいなくなるタイミングが短期間のうちに重なっていました。

それでも、「私で埋められるか分からないけれど、みんなのすき間を埋めてあげたい。」「メンタルクリニックしたい。」などファン想いな発言をする姿はとてもたくましかったです。

こちゃの卒業という自分では悲しみ切れない気持ちで受け止めていたことに対しても思い切り泣いているこまきを見てなんだかスッキリした気持ちになり、僕がすぐに諦めてしまったことでも誠実に受け止めて涙を流す彼女の姿こそが何よりのメンタルクリニックでした。

決してそんなことはないけれど、僕の代わりにこまきが悲しんでくれているかのような気持ちになれたのがすごく大きかったです。

そんな峰島こまきちゃんはSPA!の表紙出場権争奪バトルに現在参加中!1位獲得でグループにて表紙を飾れるため、みなさまご協力何卒よろしくお願いします!

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久しぶりにブログを書いてみたらとても楽しかったです。

今日もみなさんお疲れさまでした。えらいね!おやすみなさい。

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