#10 白黒つけるということ

この記事は「ひとり Advent Calendar 2020」10日目の記事です。

例えば、白黒つけるということは「どちらかを選んでもう片方は選ばない」ということです。誰かの傍らに立とうとする時、もう1人の対岸に立たざるをえないなんてことも十分にあり得ます。

そんなことを認めたくなくて「自分はどっちにもつくぞ!」なんて息巻いてみても、知らず知らずのうちにどちらかに決めてしまっているものです。

当時の僕も始めはどっちつかずのポジションに立とうとしていましたが、結局のところ「白か黒か」で問われればではなくを選ぶようになっていました。

そう自覚し始めた頃、どことなく感じていた気まずさの正体が分かりました。大好きだったのに最後までその人の味方でいられなかった自分への自己嫌悪です。

これまでに同じようなことを何度か経験してはいますが、こういう想いというのはやはり好ましくなく、悲しいものでしかないですね。

こそは最後まで味方でいたいです。

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