はじめまして

しがない漫画家志望の日記帳へようこそ。

まず何か綴る前に「お前は何者だ!」ということで…

一言で言うと、
私は大学を中退して漫画家を目指しているフリーター(時々無職)です。

それ以上でもそれ以下でもない、本当にそこら辺に掃いて捨てるほどいるような人間です。


漫画家になれなければ自分は死ぬしかない


そう思いながら生きています。

私は小さい頃からアニメが好きで、妄想が趣味だったのでよく絵を描いていました。とても見せられる出来じゃないけど、自分の中でこれはこれで良いと満足するまで描くのがとても楽しかった。

絵を描くこと。

それ以外に自分の取り柄は何もありません。

そんな私といえば、

勉強ができなくて、分からない宿題を放棄しては教室の隅に立たされて、先生から模範的ダメ人間としてのレッテルを貼られ、晒し上げられたり。

体型がやや太り気味の色黒というだけで気が強い人間扱いされ、何を言ってもいいと思われて揶揄われる対象となったり。

学校に居場所がないと感じつつ、家族に助けを求めても誰も助けてはくれなかったり。

家族も家族で人としておかしなところがたくさんあったり。

とにかく、様々な事柄に対する漠然とした不安感と絶望感で、夜な夜な枕元を涙で濡らして「死にたい」とただひたすら願い続けていました。

それでも死ぬ日を一日、また一日と伸ばして惰性で生き延び、時にはささいな幸福を体験しながら、生き延びてきたわけです。

そんな中、高校生あたりになるととある作品に感銘を受けて、明確に「漫画家になりたい」と思い始めるようになります。

でも、毎日学校に行くことが精一杯で、ペンは握れず、少し絵を描いてはまた放置という状態が続きます。親に少しでも「漫画家になりたい」意志を匂わせようものなら全否定される、そんな環境で。それが大学生くらいになるまで続き、ついに心が完全に壊れてしまいました。

精神科に行って診断されたのは
双極性障害。

その診断を受けてなんだかやっと、心の荷が降りた気がしました。


あぁ、自分は無理をしすぎてたんだ。

もういいや。
自己欺瞞なんてクソ喰らえだ。
親なんか無視して漫画家を目指そう。

これからは自分勝手に死ぬまで生きよう。



そうして今に至るわけです。


幸運なことに、最近、とある月例賞に生まれて初めて完成させた作品を投稿して、落選はしたものの担当の方がついてくださりました。


嬉しいことなのですが、初めての打ち合わせは大変手厳しいもので、今現在相当なダメージを喰らっています。

大学の教授にプレゼンテーションやらなんやらで質問攻めされている時のトラウマを彷彿とさせるような…頭のいい人特有の、無自覚に理詰めして相手を威圧してしまうような喋り口調が少し怖くて、打ち合わせの電話を切った後、思わず泣いてしまいました。

「この主人公は何がしたいの?」

「えぇと……、〇〇がしたいんですよ」

「どうして主人公がそれを成し遂げなくちゃならないの?」

「えぇ、、(吃る)……だから…こうこうこういう事があって………主人公はそれに対してこう思っていて………だから…」

「いや…全然伝わらないよ?そんなあちこち理由が飛んでってると…」

みたいな…

いわば擦り合わせ?とか、感情の一切を無視した論理だけの質疑応答がどうしても苦手で…認知が歪みきってる私からしたらまるで担当さんから責められてるように思ってしまうんです。そうじゃないと分かっていても、感情が理性に追いつかない…

あまりにもビシバシ言われて疲弊してしまったので、しばらく鍛錬してからまたネームを送ろうとは思っていますが、本当にこれからこのような問答に耐えられるかどうかが分かりません。

こういうとき、メンタルが強かったらどれだけ得か…。

でも、せっかく生きるためのレールの前に立たせてもらえたわけだし、逃げるわけにはいかないんですよね。


人生って本当に難しい。


少し希望が見えたと思って、いざそれを掴んでみたら、それは希望のフリをした耐え難い試練だったりするから。

…なんか取り留めも無いことを長々と書き綴りましたが、要はこういう媒体を使って漫画家志望がくだらない自分語りをしたかっただけです。連続性もなくてどうしようもない駄文なのは重々承知しています。

これからも何か独り言でもなんでも書き続けていこうかなと思います。漫画を描く上でのアウトプット力向上のために…

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