目指したい先輩がいる会社で働きなさい。

グローバルで対等に渡り合える人材になりたい。何百人のチームを率いるリーダーになりたい。誰にも負けない専門技術を磨きたい。将来なりたい姿は人によって違うと思う。

僕は限られた業界経験しかないので、それぞれのスキルの磨き方や経験の積み上げ方は分からないけど、確実に言えるのは、自分の目指したい先輩がいる会社で働くことが一番の近道ということ。


環境で人は変わる。染まらないように頑張ることは出来るけど、日々目にする光景や耳にする言葉は、確実に自分の思考や行動に影響を及ぼす。だから、なるべく自分の目指したい先輩の多い環境に身を置くべし。

カバン持ちの経験が有益なのも同じ理由。優秀な人と同じ空気を吸って、その人の言葉を浴び続ければ、嫌でもその人に似通ってくる。背中を見て学べ、というやり方はあながち間違いではない。

IBM時代、将来有望な若手を社長や役員の補佐にアサインして育てる習わしがあった。数段上の立場の人間と時間を共有することで、一気にレベルアップさせる狙いだったと思うが、非常によく機能していたと感じる。


やはり、成長は先輩との出会いで決まる。だから、自分の目指したい先輩がいる会社で働くのが一番の成長の近道。目指したい姿がまだ明確でないのなら、まずは数多くの先輩と会うことから始めてもよいと思う。




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