それは例会でやる価値のある事業か。

年が明けて1回目の気仙沼青年会議所の三役会。4月に例会を実施するので、慌てて議案をまとめて提出して臨んだ。

一昨年の二の轍は踏まないように、方針レベル・概要レベルでは事前に相談に乗ってもらっていたし、自分なりに多方向からシミュレーションもして、急ごしらえながらもギュッと整理して内容は詰めたつもりではある。

ところが、今回も思わぬところで手痛い指摘をいただいた。それがタイトルに書いた、「それは例会でやる価値のある事業か」ということ。


論理の綻びはさほどない。予算内には収まっている。集客も全く集まらなそうなわけでもない。ただ、小粒なインパクトしかもたらさないのでは、貴重な例会の時間と予算を使ってやるのは勿体ない。

実現可能性が高くて、実行のハードルも低いのなら、別に手弁当で非公式にやったっていいのだ。わざわざ公式の事業としてやるのなら、一定以上のインパクトを持つ事業でないと、会としての機会損失になってしまう。

言われてみると、多方面から検討するうちに、リスクと思われる要素はバサバサと切り落としていて、随分と小粒になった感はある。投資対効果は、ゼロ以上であることはもちろん、一定以上の大きさが必要なのだ。

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