自分の担当タスクだけに閉じるな。

新卒二年目の頃、食品会社の会計システム導入プロジェクトに関わっていた。当時担当していたタスクは、あるモジュールについて別の人が書いた外部設計書から内部設計書を起こすことだった。

内部設計書が一通りできて、先輩にレビューしてもらっているとき、連携する他のモジュールの仕様を聞かれて、素直に「ちょっと分からないです」という反応をしたら、タイトルのような言葉を言われた。

目先のタスクとしては、そのモジュールの内部設計書が書ければいいわけだが、当然のことながら、システムは単体のモジュールでは動かない。他のモジュールとも連携するわけで、この先には結合テストやシステムテストがあり、様々なモジュールが正常に連携して初めて本番稼働を迎えられる。

ゴールから逆算すれば、他のモジュールの仕様を頭に入れておくことは、モジュールの品質を高めるのに欠かせない、ということだ。


さて、ブログを書き始めた目的の一つが、過去に先輩から言われて刺さった言葉を外部に可視化することだったので、試しに一つ目を書いてみたのだけど、このハードルが意外と高かったことに気付いた。

というのは、その時の自分の体験に対して、ズバっと刺さった言葉を端的にメモしてあるので、そこだけを書いても伝わらないのだ。Excelのメモとしては数百行あったので、書くネタには困らないと思っていたが、加筆修正というのも時間が掛かる作業なのだな、と実感している。

まあ、文章を書くクオリティとスピードを上げるのも目的なわけだから、めげずにコツコツ取り組んでいきたい。


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