2019年、アサヤで自分が取り組む2つのこと。

昨日は2019年の仕事始め。朝一は気仙沼本社と階上工場のメンバーが一同に介しての朝礼、午後一は各部門の管理職が新年の抱負を述べる顔合わせをした。


朝礼では、「漁民の利益につながる、よい漁具を」「社員が主役になれる仕事」「三方よしの三百年企業」という3つの経営理念について改めて自分の言葉で述べた。

お客さんあってのアサヤなのだから、漁師さんが大漁できるように、お客さんが喜んでくれる仕事をしよう。良い仕事をするためには、社員の皆さんが「よし、俺がやってやるぞ」と気持ちを込めて一所懸命にやれることが何よりも大事。

そして、アサヤがさらに歴史を紡いでいくには、地域の人達から後ろ指を刺されない、立派な働き方をしなくてはならない。2050年、創業200年を迎えられるように、一緒に頑張っていきましょう、というのが要旨。


管理職の顔合わせでは、人間が一度に追い掛けられる目標はせいぜい2つが限度、という前振りを踏まえて、僕が今年一年掛けて注力したい2つのことを述べた。

まずは、お客様のところへなるべく足を運び、気持ちを通わせること。しばらく見なかったね、なんて言われることのないくらい、密にやり取りをしたい。

そのためには、お客様と同じ関心を日頃から持つこと。どこの船がいつ入港するのか、何がいくらの値段で水揚げされているのか、どこの定置網にどんな魚が入ったのか、そういった情報に敏感でありたい。

そして、各部門で情報共有や若手育成がきちんと行われるように、定例会議のあり方をしっかり設計して運営させ、各部門の管理職に権限をちゃんと渡していくこと。

経営者が各社員と雑談して雰囲気を掴むのは悪くないが、ともすると階層を飛び越えて管理職の立場を奪ってしまう。ちょっとコミュニケーションが堅苦しくはなるだろうが、管理職の皆さんにもっと自由に羽ばたいてもらいたい。

具体的にはこれから詰めていくが、この2つが僕の今年のフォーカスであり、究極、これ以外は何も出来なくてもいいくらいの気持ちで打ち手を進めていきたいと考えている。


以上、アサヤの仕事始めで述べたことを記録に残しておく。

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