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愛をチャージする祈り

以前から祈りについて聞かれたり、セミナーを開催してほしいというお声をいただいておりました。いやいやわたくしが祈りについて教えるなんておこがましいと思っておりましたが、最近どうやって祈りで愛をチャージするのですかと聞かれて((((;゚Д゚)))))))!!これは…やらねば…!と思い、noteを書くことにした次第です。

私がお伝えしなくても、「祈ることを教えてください」ある英国の説教者著いのちのことば社を読めば、完璧な方法と必要と恵みと祝福が書いてありますよ。とはお伝えしておきます。

とはいえ、求めがあるのですから、私の理解と実践で得たものをここでお分かちしようと思います。

祈りとは

まず、祈りとは何でしょうか。定義をしましょう。私は、神様に向けた思いは全て祈りだと考えています。紙に誰かに宛てたメッセージを書くことをイメージしてください。思いを書いた紙を、どうしますか?くしゃくしゃと丸めてゴミ箱に捨てることもあるでしょう。丸めて何かに投げつけるかもしれません。
それでも、紙に書いた時点でメッセージは届いている、というのが私の祈りについて個人的に設定している下限です。つまり、何か誰かに向けてかさえ分からずに吐き出した思いも、神様には届いていると考えています。

しかし、書いた本人は届いたとも思わず、状況が変われば、祈ったことすら忘れているのが実態ではないでしょうか。届いてはいるけれど、本人が大事にしていない祈りは、とても多いと思いますよ。

さて、では、大切にする祈りの方を見てみましょうか。

紙に殴り書きではなく、ていねいに状況を説明したり言葉を選んで、自分の思いを明確にした手紙は、自分自身が大切にするのではないでしょうか。紙を選び、便箋に入れて切手を貼って出した手紙は、「届いたかな」「返事はまだかな」と心待ちにすることでしょう。
祈りですから、叶えられたならすぐに気づき、感謝の祈りも捧げるでしょうね。
こういう祈りも多いと思います。神様を信頼し関係を深めることを助けてくれます。

でも多分、求められているのはもっと難度を上げた祈りなんだろうなと思っております。

簡単に説明すれば、書いた紙を直接神様のところまで持参する祈りです。神様はその場で「ふむ。ではあなたのためにこの願いをどうしようか」と会議に招いてくださいます。
実現するために、御心を知る必要があり、自分の側のイメージが偏っていたり他の存在の都合を無視したものではないか吟味させられます。
すでに、叶い始めるのです。

私が幼い頃は、何か才能があったのでしょう、神様のみそばまで大胆に出て行っては「ちょっとそれは叶えるわけにはいかないなぁ」と神様を困らせる願いを持って駄々をこねたものです。それでも神様は私をよく分からない光で包み込み、願いが叶わない悲しみを慰めてくれました。つまりその場で返事をいただけるのでした。

私の例から、祈りの手段と内容について、分けて考える必要があることが分かりますね。直接渡しに行ったって、叶わないものは叶わないのです。では意味がないかと言われればそんなことはなく、交わりを通して主を知るのです。相手がYESと言う時よりNOと言う時に、相手をより知ることができますよね。その祈りの積み重ねがあるからこそ、私は主のご性質を深く知り得たと思っています。

しかし、大事な前提があります。内容はともかく、神様は私たちが祈ることを喜ばれます。手段も問わず、神様は私たちが祈ることを喜ばれます。全ての祈りを主は拾っておられます。大事にしないのは、私たちの側なのです。

掲題の愛をチャージできるかどうかもそうです。神様との祈りから愛をチャージできるかどうかは、私たちの側に受け取る準備ができているかどうか、ただそれだけです。

主はいつでもどんな祈りも聞いてくださいます。それは耳を傾けてくださるという意味で、全て叶えてくださるとは限りません。それだけでも、すごい恵みだと思うのです。自分という人間の至らなさに目を向けるならば。
すぐに叶えてくださることもあれば、「それはわたしがお前のために用意している祝福に劣る願いだから、叶えるわけにはいかない」という返事をいただくこともあり、「待ちなさい」とおっしゃる場合もあります。どんな答えであれ、祈るなら、私は神様がどんなに私を愛しておられるかを知るのです。

ここまでで、とにかくどんなささやきでも祈りは聞かれているのですから、どんどん祈ればいいじゃない。自分が祈ったことを大切に覚えていれば、返事を取りこぼさないはず、ということを書きました。
「そうか、とにかく祈ってみよう」と思えば、これで充分ではないでしょうか。

ここから先は、それでも無視はできない祈りの作法について書いていきます。かなり厳しいですし、そこまでしなくても、と思う方もいらっしゃると思うので、公開はここまでです。

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